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部員さんイベント|続!自分軸手帳部×DIE WITH ZERO

こんにちは。
自分軸手帳アンバサダー&ライターの美穂です。

2022年8月17日(水)のランチタイムに、自分軸手帳部員さんによるイベント「続!自分軸手帳部×DIE WITH ZERO ~お金の見える化ワークから得られたもの~」を開催しました。

プレゼンターは、わさわささん

今年2月に開催されて大好評だったイベントの続編として企画された今回。自分軸手帳の「お金の見える化ワーク」と書籍「DIE WITH ZERO」を通して得られた気付きや、実行に移したアクションを詳しくシェアしてくださいました!

▼前回のイベントはこちら

▼「お金の見える化ワーク」の詳細はこちら

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こちらのnoteではイベントの内容をダイジェストでお届けします。自分軸手帳部のコミュニティーの雰囲気を感じてください。

自分軸手帳部では、もくもく会の他にも定期的にイベントを開催しております。過去のイベント情報はコチラにまとめています。

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1.前回の振り返り

◎「お金の見える化ワーク」で起きた変化

もともと資産運用が大好きだったわさわささん。
「お金を増やすこと」に喜びを感じていたといいますが、自分軸手帳の「お金の見える化ワーク」を通して、「増やすこと自体を目的とするのではなく、もっと生きたお金の使い道を考えたい!」と考えるようになります。

◎「DIE WITH ZERO」との出合い

その頃わさわささんが出合ったのが、「DIE WITH ZERO」(以下DWZ)。

本書の大きなメッセージは「人生において大切なのは富の最大化ではなく、経験の最大化」。

老後の備えは必要だが、老後で何より価値が高まるのは思い出!
人生を豊かにするために有り金を全部使ってから死ぬべし!

ついつい「お金のかかるやりたいことは老後に。今は貯める!備える!」という考えに寄りがちですが、本書では「経験最大化」のために、お金の使い方に関する9つのルールが掲げられています。

この中で、半年前にわさわささんが積極的に向き合ったのが、「ルール2」と「ルール7」でした。

●ルール2:一刻も早く経験に金を使う

例えば、ふとした時に思い出がじんわり心をあたためてくれたり、ある出来事が新たな興味につながったり……。それが「記憶の配当」です。
ルール2では、その恩恵を長く得られるように、「早く経験すること」を推奨しています。

●ルール7:やりたいことの「賞味期限」を意識する

やりたいことはいつでも、いつまでも叶えられるものではない――「タイムリミット=賞味期限」を意識することが大切だとも語られています。
「経済的・時間的な余裕」を待つ間に、健康面や子どもの成長・親離れなどで気を逸することも少なくないのですから。

●わさわささんの決意

「お金の見える化ワーク」とDWZとの出合いを通して、「人生を最大限に楽しむためのプランニングをしよう!」と決意したわさわささん。
ファインナンシャルプランナー(以下FP)にライフプランを作成してもらい、手にしている資産のうち、どこまでが今使っていいものなのか?を把握しながら、実際の「経験」へと転換させていく様子を紹介してくれたのが前回のお話でした。

2.タイムバケットの作成

前回のイベントの最後に、「今年中にやりたいこと」を2つ掲げていたわさわささん。

そこで実際に具体的に取り組んだのが、DWZに登場する「タイムバケット」の整理です。

◎タイムバケットとは?

「やりたいこと」に加えて、各年代のバケツ(バケット)に入れながら「やるタイミング」まで考えるのがタイムバケットです。

◎手順1:人生でやりたいことリストの作成

その第一歩として、まずは「人生でやりたいこと」リストの作成に着手したわさわささん。
自分軸手帳の中の「わたしの〇〇リスト」を活用したのだそう。

▼「わたしの〇〇リスト」についてはこちら

ところが、なかなか思い浮かびません。
しばらくして、その原因は「まるで白馬の王子様を待つように、キラキラした『私のやりたいこと』が舞い降りてくるのを待っていることにあるのかも」――とハッとしたといいます。

「実際に出会う身近な人の中から、価値観が合う相手と結婚して幸せを感じるように、やりたいことも身近にあるものから考えていけばいいのでは?」――そんな気付きがマインドチェンジのきっかけとなり、ペンが進むようになったのだそう!

緑のマル:子ども含めてやりたいこと
ピンクのマル:自分(+夫)でやりたいこと

そうして、自分軸手帳の「足し算のワーク」も参考にしながらできあがったリストがこちら。

▼「足し算のワーク」はこちら

なかには、「おばあちゃんヨガインストラクターになる」というものも。これは公園で80代の女性が太極拳教えている姿に刺激を得たのだそう。
まさに「身近なこと」にインスピレーションを受けた様子が見て取れます。

参考:わさわささんの各リストの使い分け
・足し算のワーク=比較的近い未来に実現できそうなもの
・人生でやりたいことリスト=実現までに時間がかかるもの


◎手順2:「いつやるか」を考える

続いて「経験の賞味期限」について検討するステップに。

家族の年齢や学年、受験の予定などを書き出すと、どうやら緑の枠内が親主導でプランを立てて子どもと共に経験を味わえる期間だということが見えてきました。そこに、手順1で作成したリストから、具体的な旅行先を割り振ることに。

ちなみに、「家族で富士登山」は次男が小1になるのを待つ予定でしたが、「早く登りたい!」という長男の強い思いを汲み、まず夫と長男のみで富士登山する計画を来年に追加したのだそう。
「『家族全員でやらなくちゃ!』という固定概念を手放せたのも、タイムバケットの産物だった」とお話してくださいました。

さらに、感染症等で海外旅行が叶わない場合には、代替案として「車で日本一周」などのアイデアも湧いてきたとわさわささん。
このひらめきを通して「自分の本心は、『そこ』に行くことではなく、家族でいろんな体験がしたいというところにあるんだ!」と気づけたのだそう。

わさわささんからインスピレーションを掻き立てられた参加者たちからも、数々のコメントが寄せられました。

・受験を考えるとできること・できないことがするする見えてきそう!
・子どもと旅行できる期間がとても少ないことに改めて気づかされる
・逆算しておかないと手遅れになりそう!
・結婚式をしていないからウェディング写真を撮りたい
・日本全国旅行して地図を塗りつぶしていきたい
・家族だけではなく、両親を旅行に連れていきたい

◎手順3:先々のフェーズと「自分の経験」に目を向ける

次にわさわささんが着目したのは、「家族旅行にお金を使うフェーズ」のその先。

そこで、DWZの中のルール5に注目します。

DWZには「お金の価値を最大化できる年齢=26~35歳」と記されています。

もともと「自分の死後、残った資産は全部子供にあげればいい」と考えていたわさわささんでしたが、その頃子どもは60代。それでは「お金の価値を最大化できない」と気づきます。

そこで、「家族旅行=幼い子どもたちに、お金を経験に変えて渡すフェーズ」のその先は、「子どもたち自身がやりたいことにお金を使うフェーズ」と位置付けました。

同時に、各フェーズや自分自身の年齢も踏まえ、「わさわささん自身のやりたいこと」も各年代に割り振ることに。

ちなみに、プランを練るときに不可欠なのが、夫(パートナー)との相談。これについて、わさわささん的ポイントは「まずは雑談を通して、思い・価値観をすり合わせること」。「お金」というキーワードからスタートしないことが、マインドブロックを外しやすくするコツのようですよ。

◎自分軸シャキッ!

「家族が大切」「だからこそ一緒にいろんな経験をしたい」という気持ちを抱いていたわさわささんは、これが自分軸かも…とぼんやり感じていたといいます。

ところが、タイムバケットを整理するうちに「一緒にいろんな経験をする」というのは手段の一つであり、その上流には「経験そのものが大切」と考える自分がいることに気づいたのだそう。

家族が大切だからこそ、その「個」も尊重しながら、「一緒」「それぞれ」の経験を最大化したい。

そう整理できたことで、それまでどこかボヨ~ンとしていた自分軸の輪郭がはっきりしたと感じられたそうです。

◎人生に準備と余裕が生まれる

こうして仕上がったタイムバケットは、自分軸手帳のページにも。

わさわささんは、「やりたいことのタイミングを逃さないのはもちろん、もしやることが変わっても、経済的・時間的に『既にそのスペース』が確保できているということに大きな安心感」があると語っていました。

現時点では家族や趣味に関するものが多いので、これからは「キャリア」の項目や60代以降のバケットについても深めていきたいとのこと。今後の進展もとても楽しみです!

3.ライフプランを作成していてよかったこと

ちなみに、前回イベント時に作成済みだったライフプラン。

今回は、そのメリットや後日談についても紹介してくれました!

◎両親への後押し

ライフプランが予想外に生かされたのが、ご両親との会話でした。

現在2人暮らしのご両親。
「掃除や戸締りを気にしなくていい小さな平屋」「季節の花を育てたりすることを楽しみたい」と、現在の戸建てを立て直したいというお母様。
ところが、それにいらだつお父様の様子に「気力・体力の厳しさと共に、残された時間に対してお金をかけることをもったいなく思っているのでは」と感じ取ったわさわささん。

毎日を心地よく過ごしてほしいという思いから、「ライフプランを作成済みで、わさわさ家への心配は不要。両親のやりたいことにお金を使ってほしいし、それを応援したい」と伝えたところ、お父様が建て替えに前向きになったといいます。

自信をもって伝えられたこと、説得力があったことは、ライフプランがあってこそ、と当時を振り返り、そのメリットを改めて感じたのだそう。

その後、建て替えの進捗報告をするお父様を見守りながら、「いつでもお父さんからの話は大歓迎だよ」というお手紙も渡したというわさわささん。

自らの新たな行動の結果、両親の新プランも引き出すことができた経験を通して、「DWZは自分だけではなく親にも当てはまる話なんだ!」と新たな気付きを得たといいます。

「自分、家族、さらには両親まで、価値高くお金を使えるようになり、みんなで経験を最大化できるようになった」というわさわささん。

参加者からは早速「家族以外に、両親・義両親の年齢も加えてライフプランを練りたい!」という宣言が出るなど、そのお話はみんなに感動と勇気をシェアしてくれました。

■イベント終了後の参加者の声

■おしまいに

※上記の各種イベントは「自分軸手帳部員」のみが参加できます


自分軸手帳部では、今回のようなイベントと連動させながら、オンライン上で部員同士が共に手帳を開き関連するワークに静かに向き合う「もくもく会」なども開催しています。

イベント・もくもく会のいずれも、自分軸手帳部員のみが参加できるものですが、そんな「自分軸手帳部」の雰囲気を味わっていただける「仮入部」を現在実施中!これまで実施した「インスタライブ」のアーカイブなどもご覧いただけます。
自分軸手帳部&仮入部で、みなさんをお待ちしています!

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文責:美穂

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