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すぐイライラしちゃうのは、ご機嫌の取り方を間違っていたから。手帳で見つけた「私の気持ちの満たし方」
毎日ご機嫌で暮らしたい!
そんな一心で、一人時間を生み出そうと必死になってみたり、ちょっと贅沢してみたり。ところが……気持ちが満たされるのはほんの一瞬。どういうわけか、あっという間にイライラする毎日に逆戻り。
真剣にご機嫌を取っているつもりなのに……どうして?
――もしあなたもそんな焦りや戸惑いを感じたことがあるのなら。本日ご紹介するpipiさんの視点と経験がヒントになるかもしれません。
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【pipiさんのプロフィール】
30代。3歳1歳の姉妹を育てながら営業職に従事するワーキングマザー。2024年5月に2回目の育休からの復職を果たす。
2023年に自分軸手帳を初めて購入し、2024年からはオンラインコミュニティ「自分軸手帳部」にも併せて入部。
ジュエリーとおやつが大好物!
はじめに:「部員さんBefore/After」とは
手帳を通して仲間と一緒に自分軸を見つけ、育てることができる、それが自分軸手帳部です。
多くの自分軸手帳部員さんから聞こえてくるのは「仲間と自分軸手帳を続けるうちに、自分自身に気づきや様々な変化が生まれた」という声。その一部をインタビュー形式でお届けします。
▼過去のインタビューはこちらをご覧ください
※インタビュアー:矢島美穂(ライター、自分軸手帳部員)
巷の「自分を満たす方法」は、その場しのぎに過ぎない。
―― pipiさんは自分軸手帳部専用のプラットフォームで、ご自身の変化をたくさん報告なさっていますね。そこで、いきなり本題からお聞きしたいのですが……「自分軸手帳」を使ったことによるご自身の一番の変化は何でしょう?
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pipi:そうですね。あえて一つを挙げるなら、「自分がありたい姿の輪郭が見えてきた」ということでしょうか。
―― 「ありたい姿の輪郭」……。それが見えてきたことで、日々にどんな変化があったのか。まずはそこから聞かせていただけますか?
pipi:世の中で言われている「いい方法」や「幸せの形」に捉われず、
自分なりの価値観で選択肢を選び取れるようになりました。
たとえば、自分の機嫌の取り方です。
小さな子どもの育児と向き合う毎日って、思い通りにならないもの。親は自分のご褒美時間を取ろうと必死になりますよね。まさに私もその一員でした。
甘いものを食べたり、1秒でも早く子どもを寝かせて一人時間を確保しようと躍起になったり。――ところが、なかなか思い通りにことが運ばなければイライラ。逆に思惑通りに自分を満たせたとしても、効果は長続きせず、次の日にはまたイライラ。その繰り返しに、すごくモヤモヤしていたんです。
ところが、2023年に自分軸手帳を書き始めてみたら、その原因が分かった気がしました。これまで私が自分に与えていたご褒美は、その場しのぎに過ぎないものだったのでは?私が心から感じる幸せに対して、お門違いだったのでは?って。
―― ご褒美がその場しのぎでお門違い……!どうしてそんなことに気づけたんですか?
pipi:最初にピンときたのは、毎月の目標と振り返りを通してでした。
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「今月の3大ニュース」や細かい書き出しの中に価値観のかけらが。
pipi:2023年は手帳部に所属しておらず、今と比べたら手帳習慣ももっとふんわりしたもの。それでも毎月欠かさなかったのが、「目標設定と振り返り」だったんですよね。
毎月定点観測を続けると、「何がしたいのか」「どんなことに興味があるのか」が見えてくる。繰り返していくうちに自分にとって大切なことが少しずつ言語化できるようになりました。
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pipi:それから、3 good things(※)からの気づきも多かったです。
(※)3 good things:
その日にあったいいことを3つ書き出すという方法
毎月、毎日、自分にとって「よかったな」「うれしいな」「これがやりたいな」ということを書き出して、記録を俯瞰してみる。するとそこには、甘いものとか夜更かしなんて出てこなかった(笑)!
「手帳が書ける」「読書ができる」「学ぶことができる」――。そういうことが私の幸せなんじゃないか!って。
―― なるほど、確かにお門違い……!
pipi:甘いものや買い物は大好きですし、確かに心躍ります。でも、満たされるのはその一瞬だけ。半日~1日と時間が経って振り返ると、自分の中に大きく残るものではなかった。これは、手帳に書き残したからこそ分かった発見でしたね。
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一度書き出したものの、自分の価値観と照らし合わせて取捨選択した跡が。
pipi:本質的な自分の喜びが分かってからは、元々大好きだった整理整頓に関連した資格を取ったり、ずっと気になっていた自己分析のサーベイを受けたり。「好き」を手繰り寄せて行動に移すスピード感がグンと上がった気がします。
「家族との穏やかな時間」が1番、「自分の時間」は2番
―― では、今はそういった自分の時間を積極的にとるように?
pipi:自分時間を大切にはしていますが、「1日の中でそれを確保することを最優先に」とはしていません。これは先日の「習慣化チャレンジ(※)」で気づいたのですが……私にとって幸せの土台は「家族との穏やかな時間」なんです。
(※)習慣化チャレンジ
習慣化したい項目を各自で掲げ、部員同士で取り組み状況の報告や情報交換などをしながら過ごす2週間のイベント。自分軸手帳のウィークリーページに設けられた「習慣化リスト」などを活用する人が多い。
―― たった2週間で、そんな本質的なことにまで気づけたんですか!?
pipi:チャレンジスタート前は、自分のコンディションを左右する要素は「体調」や「睡眠時間」といったことなのだろうと思っていたんです。けれど、記録から見えてきたのは、子どもとじっくり向き合えたり、会話ができたりした一日の満足度が圧倒的に高い、という事実でした。
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pipi:もちろんそれまでも、「子どもが大切」とは思っていたんですよ!でも、あやしながらスマホを見たり、おやつを食べる子どもを横目に、自分はキッチンで特別なスイーツを食べてみたり。「子どもは大事。でも自分のことはもっと大事」という行動だった。「子どもが大切」ということが本質的に腹落ちしているとは言えない状態に、モヤモヤしていました。
けれど、手帳に記録し見返すことで「ちゃんと子どもとの関わりが喜びになっているじゃないか!」って初めて心から納得できたんです。さらに、私の場合は「家族が穏やかに過ごせてこそ、自分に時間が充てられるようになるんだ」ということにも気づけました。
―― 「自分を満たすことができて初めて、周りに優しくなれる」とよく耳にしますが……それもまたpipiさんにとってはお門違い。自分を理解できたからこその発見ですね。
pipi:本当に、自分のことが分かるってとても大切。すべての起点ですよね。
そもそも私自身が「自分軸手帳を使ってみよう」と思ったのは、仕事や育児や家事について考え込んでモヤモヤする日々から脱却したかったから。そのために、自分を俯瞰して理解する必要がある、と思ったからなんです。
2人目を妊娠した時、長女を産んで仕事復帰した日々が頭に浮かんできました。生活の大きな変化とともにイライラが増す、あの負のループに再び突入するなんて耐えられない!と思ったんです。そんなとき、自分軸手帳を知って。「小手先で時間を管理する」という方法論ではなく、「人生をよりよくする」ためのこの手帳で、自分を俯瞰してみたいと思いました。
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手帳を使いながら人生の基盤や大切なものの順番に気づけた今、たとえば子どもを寝かしつけるという考え方は捨てました。今は私も一緒に早めに眠ってしまいます。そして朝の4~5時に早起きして、手帳や読書に浸る一人時間を取るようになりました。
「大切なものをきちんと大切にするために、結果として時間の使い方を変える」という順番で歩めた今となっては、イメージ通りの効果を得られたと感じています。
「自分にできること」にフォーカスできるようになったのは、自分軸手帳部に入ったから
―― これまでのお話を聞く限り、pipiさんご自身が「手帳を書くことで気づく」という力を既に十分持っていると感じます。それでもあえて2024年は「自分軸手帳部」にまで参加なさったんですね。
pipi:はい。自分の気持ちや考えを重点的にアウトプットして、自分を高めたいと思ったんです。
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pipi:オンラインコミュニティに属したことがなかったので、それはそれは不安でした。でも、自分軸手帳の公式SNSで部員さんや活動の雰囲気が垣間見えて、自分の思いにつながると感じられたこと。さらに、部費の支払いが短期間でも退会できるサブスク型だったので、「まずは3カ月間入ってみよう。合わなかったらやめればいいや!」と思えたこと。この2点が決断を後押ししてくれました。
―― このインタビューをご覧の方も、クローズドのコミュニティに戸惑いや不安があるという方は多い気がします。だからこそ、ここは正直に、コミュニティのメリットやデメリットを聞かせていただけますか?
pipi:ごめんなさい、デメリットは……感じていないんです……(笑)。私にとっては良さしかありません。
部員さんがモヤモヤやイライラをさらけ出して日々がんばる姿を目にすると、「私ももっと試行錯誤したい!」と刺激を受け取れます。
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部員さんの方法を取り入れ家族の記録をしたり、書籍を深く読み込むツールにしたりしている。
pipi:そして、同じ物事に対してどう感じるか、どうコメントするか、どうアプローチするか。そこから自分と他人の違いが浮かび上がってくるんです。そこから見える「違いこそが自分」なんだと、日々思わされます。
―― 「違いこそが自分」。素敵な言葉ですね。違いを認識することで磨けた強みや改善できた弱みはありますか?
pipi:そうですね……私が気づいた他の部員さんとの違いは、「私は自分を見つめることを避け、人のせいにしていた」という点でした。
部員さんのコメントや捉え方を見ていると、真面目で誠実。物事に対して、とても広い意味で「自分の責任」を感じる方が多いと思いました。自責に限らず、自分にもっとできることがあったのでは、という考え方も含めてです。
それを見て、「私は特段ポジティブなタイプでもないのに、何か物事が起こると、自分に対してネガティブに考え込むことがない、それはなぜだろう」という問いが立ちました。すると気づいたのは、自分に矢印を向けて深く考えることがあまりなかったんだ、ということ。つまり、何かうまくいかない時には、相手や環境のせいにしていたということなのでは、って。
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pipi:自分軸手帳を使う前と今で、考えていることは、多分あまり変わっていない。けれど、手帳を書くようになった今、確実に行動力やアクションのスピードが上がって、心地良い方へと自分を運べている。それはきっと、内省が習慣化されて、いい意味で自分の中に原因を求めるようになったからだと思うんです。外的要因を言い訳にせず、自分が行動に移せる次の一手を探すようになった。これはコミュニティに入ったからこそ、ですね!
―― まさに、今は次々とご自身でアクションを繰り出していますよね。部内に発信されるpipiさんのアウトプットを見ると、「課題の急所を把握すること」「仕組化すること」に長けていると感じます。ポイントを押さえるコツなどはあるんですか?
pipi:う~ん……私はが何か独自の方法を編み出しているかと言うと決してそんなことはなく、誰かのやり方を真似しているだけなんですよ。その上で語るとすれば、「自分がどうありたいか」を基準に物事を見て、何をどう取り入れるかを判断する。そして自分流にアレンジしながら取り入れることが大切な気がします。
たとえば、昔から大好きな整理整頓も、以前は憧れの人の著書に載っている様々な方法論を、片っ端から取り入れようとしていました。でもそれって、ただ欲張っているだけで軸がない。
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憧れの人に感じる魅力を言語化し、自らのベクトルに落とし込んでいる。
ところが最近は、「家族と穏やかに、手間を少なくスッキリ暮らしたい」という自分のテーマが見えてきました。すると、憧れる方の方法論の中にも「ありたい姿に近づくために必要な部分」と「取り入れる必要がない部分」が見えてくる。どこまで取り入れるか取捨選択したり、自分のテーマに寄せるために一部をアレンジしてみよう、と考えたり。
10ある方法のうち、8は取り入れるけれど、2はスルーする。自分の価値観やテーマに馴染むのはどれか、を見極められると、その後の仕組み化もスムーズになる気がしますね。
―― それはいま例に挙げてくださった「暮らし」以外の部分にも通じる考え方ですね。まさに自分軸!
あなたの悩みは、誰かに絶対救ってもらえるはずだから
―― では最後に。もし自分軸手帳がなかったら、今ごろpipiさんはどんな毎日を過ごしていたと思いますか?
pipi:イライラ、モヤモヤの深みにはまり続けていたでしょうね。
そういう感情の矛先って、突き詰めると夫と子に向かうと思うんです。私自身は怒鳴られることが嫌いなのに、長女のイヤイヤ期を振り返ると日常的に怒鳴っていた自分がいて。娘のスタイを洗っている最中に怒りが炸裂して、夫に濡れたままのスタイを投げつけたこともありました。そんな自分がものすごく嫌なのに、抜け出す方法がわからなかった。
それを救ってくれたのが、自分軸手帳でした。もしこの手帳がなかったら、今はもっといろんなものを投げつけていたかもしれない……怖いですね(笑)。
―― では、自分軸手帳をおすすめするとしたら、どんな人に?
pipi:イライラやモヤモヤを一人で解消できずに、困っている方に。
自分の中で抱え込まず、まずは書くことから始めてみる。それは必ず、変化の一歩になるはずです。
さらに、できれば自分軸手帳部に入ることもおすすめしたいです。私、部員さんの優しさ、気配り、サポート力に、日ごろから本当に感動しているんですよね(笑)。それに加えて、共感したり、経験談を共有してくれたり、私が知らない視点からヒントをくれたり……どんな悩みも、絶対に誰かが救ってくれる場だと感じています。
だから、一人で悩まないで。書いて、あるいは仲間の力を借りて、変化を感じてほしいなと思います。
聞き手・構成/矢島 美穂
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