無作為抽出作業の真実
じちたいの
じぎょうを
じゅうみんが評価して
じぶんごと化する
「自分ごと化会議inよなご」実行委員会
共同代表の𠮷岡です。
選挙人名簿って誰でも閲覧できるの?
米子市民の大切な個人情報ですが、米子市選挙管理委員会に選挙人名簿の閲覧を申請して許可を受けた上で個人でも団体でも閲覧することできます。
ただし、写真撮影やデータ送信は禁止されていますので、書かれている情報は手書きで書き写すことになります。
決まりは総務省で定められており、全国共通です。
今回は市民に対する調査研究の目的で許可をいただいています。
7月30日(火)は選挙人名簿から無作為抽出
手続きを経て、いよいよ7月30日(予備日7月31日)に無作為抽出作業を実施します。ここが「くじ引き民主主義」の「くじ引き」の部分にあたります。
選管のご配慮により、米子市役所401会議室を使わせていただくことができました。
日時 7月30日(火) 9:00〜16:30 (予備日7月31日)
場所 米子市役所4階 401会議室
必要なもの 顔写真付き身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
昼食代 500円支給あり
具体的な作業内容
A4用紙1枚に20名ずつ印刷されたものから、60名飛ばしで1名抽出して読み上げていきます。それをパソコンに直接入力するか、手書きで書き写していきます。読み上げる人&入力する人のチームが5つあれば、1チーム400名抽出で終了することになります。作業する人が多ければ多いほど、負担が少なくなります。
お手伝いを募集しています
現在、10名程度のスタッフにお願いしています。終日参加でなくても、午前中、午後だけの参加でも助かりますので、手伝ってもいいよという方は、下記のフォームまたは、事務局に直接お知らせください。
無作為抽出作業に参加していただく上でご了承いただきたいこと
選挙管理委員会に氏名・住所のリストを提出することと、その確認のため「顔写真付きの身分証明証のコピーを求められること
入力には事務局で準備したエクセルの表を使いますので、事前にダウンロードしていただくこと
入力したデータはUSBメモリーにて、事務局のパソコンに移すこと。(転送やクラウド保存は禁止されています。)
なぜこんな大変な作業をするのか?
行政主催で「自分ごと化会議」を開催する場合は、住民基本台帳のデータを機械的に抽出するのであっというまにできてしまいます。市民主催の場合はそれができないので、手書きで抽出という作業は避けられません。
これが、市民主催、議員主催の最大のハードルといえます。
行政が取り組んでくれたら、こんな苦労をしなくていいのですが…
記者会見で記者さんから、なぜこんな大変なことに取り組むのか?と聞かれて、
改めて考えてみました。
キラキラした言葉を紡ぐ人たち
「無作為抽出された人たち」(くじ引きに当選した人たち)は、行政や地域のことに関心はあるけど、役所との接点は多くないという特徴を持っています。
これまでに様々な場所で「無作為抽出された人たち」に出会ってきました。その人たちの発言は、ふだん政治や行政の界隈で聞く言葉と違ってキラキラしている(←語彙力なさずぎ)と感じました。感動して何度も涙が出そうになりました。なぜそうなのか?それは、ふつうの素朴な生活実感から紡ぎ出される言葉だからではないかと思います。
そんな、地域の宝とも言える人たちに出会いたくて、その言葉を聞きたくて、広く可視化したくて、宝を掘り出すような作業である無作為抽出をしんどくてもやりたくなるのではと思っています。
市民社会の構成に近くなる
行政が市民のご意見を伺う方法として審議会がありますが、団体の代表者にお越しいただく関係でどうしても、高齢男性の集まりになりがちです。無作為抽出手法を使うと、その偏りを解消できると言われています。実際に第1期「自分ごと化会議in松江」では、女性6割、30代が最多という参加者でした。
お問合せは
自分ごと化会議inよなご実行委員会事務局
住所 鳥取県米子市皆生5-17-59
tel 090-5262-8759(𠮷岡)
✉️ jibungotoyonago@gmail.com