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おばけなんてないさ
夜中にふと目が覚めて
部屋の壁になにかの影が見えたとします。
あなたの頭は
「不審者?お化け?」
とフル回転します。
その影におびえたあなたは、
布団をかぶって
朝まで隠れ続けるかもしれません。
部屋を飛び出して
一晩中どこかでふらふらするかもしれません。
朝になれば影はいなくなります。
しかし、
翌朝になっても、日が経っても
「あの影はなんだったのか」
「また出てくるんじゃないのか」
という気持ちは残ってしまいます。
実は、
もう一つ違う選択肢があります。
それは
「あえて影に近づき観察してみる」
という手段です。
もちろん危険かもしれないので
慎重に、自分を守りながら。
近づいた結果、
どうやら影が不審者だと確信したら
警察を呼ぶなどの行動ができます。
どうやら外の木の影だったと気づいたら
あなたは安心して眠ることができます。
どちらにしても、
もうあなたは「正体不明の影」に
悩まされることはありません。
あなたの部屋に現れたあの影は、
あなたの「不安」そのものです。
「不安」が起こると
私たちは逃げたくなります。
しかし、その「不安」の正体が
私たちを傷つける脅威だと
確定してはいないのです。
むしろ、
正体がわからないままだから「不安」。
おばけのままでいるのです。
近づいてよく見てみると
「不安」の正体がわかったり
取り越し苦労だと気付けたりします。
不安が生まれたときには、
それを避け続けるのではなく
あえて少し近づいてみることも大事です。
(もちろん無理はしないこと)
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます!
私は、適応障害の挫折経験から
「人生迷子を1人でも減らす」ために
日々活動をしております。
よろしければ、
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