複雑に見えるコーデの色数を3色までに収める方法/(美度計算)
はじめに
今回は、複雑に見えるコーディネートの色数を3色までに収める方法といったタイトルでお送りしてみたいと思います。少しタイトルがわかりづらいかもしれませんが、スタイリングを組む際には色数を3色にすると良いですよ、といったお話になります。色数が複雑に見えるコーディネートでも大体ですが、3色にまとまっていることが多いのですね。それでは、どのようにしてスタイリングの配色を3色にまとめていけばいいのかというお話をしてみたいと思います。
3色以内にまとめた方が良い理由/美度計算
その前に、アメリカの数学者ジョージ・バーコフが定めた美度計算の公式があります。
美度(M)=秩序の値(O)/混沌(複雑さ)の値(C)です。
美度が0.5以上の時、美しい配色となると定めた理論がムーン&スペンサーの色彩調和論ですが、日常生活におけるスタイリングではやや扱いにくいかと思います。
公式を見てわかるとおり、複雑さが増せば増すほど、秩序をとらないと美しさの度合いは下がっていくことになります。
色数が増えすぎると、それだけ秩序をとるのが難しくなってきます。
ですので、コーディネートの配色を3色以内にすると扱いやすいですよ、という話になってきます。そこで多色使いをする場合、どのようにして3色以内にまとめていくのかやり方を見ていきましょう。
3色以内にまとめる・やり方
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