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元某一部上場企業10年経験後、各種コンペディション受賞歴・複数を経てデザイナーに転身、…

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元某一部上場企業10年経験後、各種コンペディション受賞歴・複数を経てデザイナーに転身、現在・地方ミニマリスト。 Gデザイナー視点による、断捨離の情報処理の仕方、スタイリングについて考察してみたいと考えています。

最近の記事

差別化の要点・ありふれたアイテムでの差別化

はじめに あらゆる場面で差別化を図ってアピールしなければならない場面があるのではないかと思います。 そこで、ファッションを事例に差別化のポイントをみてみたいと思います。 差別化を図るとオシャレに見えますよね。 人がやっていないから目に留まり差別化につながるのですが、最もわかりやすい差別化は、いち早くトレンドを取り入れることではないかと思います。「トレンドとは時代の気分」ですから、いち早く「時代の気分」を取り入れると新鮮さが目を惹くのがわかりやすい事例かと思います。 とい

    • シンプルな服・お金をかけないでおしゃれにする方法

      はじめに 今回は、服に興味がないお金をかけないでおしゃれにする方法といったお話をしたいと思います。忙しい我々は、日々のスタイリングにかける時間もない。 さらには、大企業は賃上げが進んでいますが、中小企業はまだまだといった感じでインフレで物価が上がる状況下で、洋服にお金をかけられない。こういったことから、コスパを意識すると言う人は多いんじゃないかなというに思います。 世間で言われているコスパは本当にコスパが良いのか、この点にも迫ってみたいと思います。 1つ目には、スタイリン

      • なんだか垢抜けないは〇〇で解消

        はじめに 今回は、”なんだか垢抜けないな〜は〇〇で解消”というテーマでお送りしたいと思います。近い言葉にダサいという言葉がありますけれども、ダサいというのはファッションと一番結びついちゃいけない言葉ですよね。 そこで、ダサい、の言葉の語源を見てみます。 ・「恰好悪い」:体型の変化、そして髪・肌の水分量が年々減ってきますのできちんとケアをしましょう ・「野暮ったい」:カジュアル要素(シルエット・素材・アイテム)が多すぎるとどこか野暮ったいとなりかねないため、ドレス要素を

        • パーソナルカラー診断より大切なこと

          はじめに こんにちは。先日、パーソナルカラー診断を受けて買った服は全て処分したという女性に出会いました(それには驚いたのですが…)。伺ってみると、いくら似合うと言われてもやっぱり好きになれない…とのことでした。 パーソナルカラーの歴史 パーソナルカラーについて振り返ってみたいと思います。 90年代中盤のインターネットが繋がった頃、一番最初に見たサイトがパーソナルカラーのサイトでこの当時からパーソナルカラーはあり4シーズン法として春夏秋冬の4分類がベースでした。アメリカ

        差別化の要点・ありふれたアイテムでの差別化

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        • なんだか垢抜けないは〇〇で解消

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          好きを明確にする#4 初期衝動と未完成なかっこよさ

          はじめに こんばんは。今回は、初期衝動と未完成なかっこよさというテーマでお送りしたいと思います。前回までに、好きを明確にする方法という話をしてきましたけれども、好きを明確にするといいメリットというのは楽しもうとするのではなく、「楽しい」が勝手についてくることだと思います。 それが、なぜタイトルに繋がるのかということは一旦省きますが、今回、”初期衝動と未完成なかっこよさ”についてお話を展開してみたいと思います。 40・50・60才が来たら完成していないとダメじゃないか…

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          好きを明確にする#3 3分割の好きの時間

          はじめに こんばんは。「3分割の好きの時間」というテーマでお話をしたいと思います。 前回までのトピック(好きを明確にする#1・2)で、自分の好きで・似合うスタイリングを明確にしていきましょうというお話をしてきましたが、今回はその続編の#3となります。 人には多重多層多念なアイデンティティーがある 自分の好きを明確にするということですが、自分の好きといってもいろんな好きがありますよね。人は多重多層多念なアイデンティティーがあっていろんな自分がいますよね。ですので、いろい

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          好きを明確にする#2 ひとは、自分の欲しいものを知らない

          はじめに こんにちは。"ひとは、自分の欲しいものを知らない"というテーマでお送りしてみたいと思います。先日、好きで似合うを明確にする方法というトピックを挙げましたが、その続編の#2となります。 そして、このタイトルは、スティーブ・ジョブズの言葉になります。 ひとはしたいスタイリングを知らない ”ひとは自分の欲しいものを知らない”と彼は語っているのですが、これをスタイリングに置き換えると、「ひとはしたいスタイリングを知らない」と言い換えることができるのではないかと思いま

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          好きで似合うを明確にする方法(Pinterestの使い方)

          はじめに こんにちは。今回は好きを明確にする方法について、Pinterestの使い方のお話をしてみたいと思います。ここから見てくださった方は話が見えてこない部分もあると思いますので、何のために好きなスタイリングを明確にするのかについてのお話を最初に少ししていきたいと思います。 何のために好きを明確にするのか 断捨離、クローゼットとファッションを洗練させることはイコールなポイントがかなり多いのですね。 イコールのポイントですが、インテリアに関しては、”ライフステージに合

          好きで似合うを明確にする方法(Pinterestの使い方)

          どのような光源下で服を選べば良いか〜買い物の色味を間違えない方法〜

          どのような光源下で洋服を選べば良いか こんにちは。今回のテーマは”どのような光源下で洋服を選べば良いか”となります。 よくアメカジの古着屋さんなどに行くと黄色味やオレンジの演色性の強いライトの元で、洋服の色味がわからない経験は皆さんも一度や二度くらいはあるのではないかと思います。光によって色の見え方は変わりますから、その色がその色であるための基準が必要となってきますよね。 太陽と光源の標準の光 そこで、色彩検定などを勉強されている方はご存知の方も多いと思いますが、CIE

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          手放しに困ったら・やること(クローゼット編)

          はじめに こんにちは。今回はクローゼットの断捨離のお話になります。 これはまだ着られるかな〜と手放しに皆さん悩むのではないかと思います。そこで、捨てられない理由を見ていきたいと思います。 ざっと見ていくとこういった感じなのではないかと思います。 これらはいくつかに分類ができるかと思いますので、分類ごとに分けていきながらそれぞれに対する対処法についてお話をしていきたいと思います。 自分の好きのスタイリングに取り込めるかどうか 「高かったから捨てられない」から見ていきた

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          大人は同じ印象でよい

          自分のスタイルを見極める こんにちは。大人は同じ印象で良く、実はコーディネート増やせばいいというものではないといったテーマでお送りしてみたいと思います。 コーディネートをやたらと増やせばいいというものではないということですけれど、着こなしがいろいろできる=おしゃれといった幻想や昔雑誌であった毎日コーデ特集、着回しコーデ特集など、こういった影響でなんだか毎日同じようなスタイリングではダメ、同じような印象だとダメなんじゃないだろうかというすり込み・思い込みがあるのではないかと考

          大人は同じ印象でよい

          トレンドとは何/トレンドとの付き合い方/トレンドから外れたアイテムとの付き合い方

          はじめに こんにちは。「トレンドとは・トレンドとの付き合い方・トレンドから外れたアイテムとの付き合い方」のテーマでお話をしてみたいと思います。 今回の趣旨としては、自分のスタイリングの好きの輪郭を明確にすることによってクローゼットをスッキリしていく断捨離。 断捨離はクローゼットから始めることが一般的かと思います。 クローゼットから始めるにあたって、トレンドの商品・トレンドでは無くなった商品とが混じり合っていると思いますので、こういったものとの向き合い方としてのご参考にも見て

          トレンドとは何/トレンドとの付き合い方/トレンドから外れたアイテムとの付き合い方

          オシャレとは?/おしゃれに見られたい?センスよくみられたい?

          はじめに 曖昧な言葉の”センスとは?”を以前取り上げてみたましたが、今回はオシャレとは?というテーマでお送りしたいと思います。 こちらも曖昧な言葉ですので、少し掘り下げてみたいと思います。 話を読み終わった後には、”おしゃれ”と”センス”の違いが、更には、自分がどういった印象で見られたいかという際に、自分はおしゃれにみられたい、もしくは、センスよくみられたい、これらのスタイリングの違いが少し見えてくるのではないかと思います。 おしゃれとは おしゃれですね・おしゃれな場所

          オシャレとは?/おしゃれに見られたい?センスよくみられたい?

          恋の半分は声でできている/声とファッションの関係性

          はじめに こんにちは。恋の半分は声でできているというテーマでお送りしたいと思います。その後に、声とファッションの関係性についてお話をしたいと思います。 声はその人のイメージを構成している大きな要素 アフガニスタンのことわざに「恋の半分は声でできている」との言葉があるそうです。見た目に気を使うことはあっても、話し方やスピード・間・緩急・声温度・声表情などに意識をおくことは案外少ないかもしれませんが、このことわざの通り、声や話し方はかなりその人のイメージを構成する大きな要素

          恋の半分は声でできている/声とファッションの関係性

          執着は関係性のトラブル

          タイトルは昔読んだ書籍の一文からの引用になります。 執着ですが、人やもの・状況に心がとらわれて離れようとしない状況であったり、感情に邪魔をされて、本来の関係性を保てなくなった状態。 例えば、人と自分、ものと自分、状況と自分との間の関係性がうまく保てなくなった状況を執着というのではないかと思います。 人の場合・人と人との間の関係性のトラブルについては、真っ先に思い浮かぶのがストーカーですが、愛で繋がれなくなった時に、執着で繋がろうとするということが見て取れると思います。

          執着は関係性のトラブル

          センスとは何か

          センスとは何か ファッションに限った話ではなく、ざまざまな場面で登場する〇〇センスですが、センスとは、いったい何でしょうか? こんな記事が掲載されていました。 「センスとは、状況判断である」 コシノ ジュンコ  例えば、他にも、料理、トークなど、〇〇に何を持ってきても、センスに「状況判断」を当てはめればしっくりきます。どうやら、センスとは状況判断と言え、磨けば鍛えられ上達するものと考えられそうです。 まとめ センスとは状況判断であり、感覚的・経験があり・知識を持っ

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