誰かのためよりも、まずは自分のために
このnoteを書くのがすっごく楽しくて、「あぁ自分は、じぶんジカンについて、誰かに話したかったんだなぁ」と今さら気づきました(笑)。
思い返せば、どうして「じぶんジカン」を立ち上げたのか、ちゃんとまとめてなかった気がします。
ということで、少しまとめてみます。
じぶんと向き合うジカンをつくる、きっかけに。
「じぶんと向き合うジカンをつくる」
それが、じぶんジカンのコンセプトです。
わたし自身が、自分と向き合う時間をつくるようになって、前に進めたから。
日々の忙しさに流されるのもいいんだけど、それで自分を蔑ろにしてしまわないように、ちゃんと自分と対話する。
そんな時間が、きっと同じように悩みながら懸命に前を向く人たちを、サポートしてくれるはず。そう思ってます。
だから、そういう時間をつくるための、きっかけになりたい。
モノでも、言葉でも、場所でも。
今はBASEのWebショップで商品を販売していますが、長い目で場所づくり(=お店づくり)もしていきたいと思っています。
誰かのため、よりも、まずは自分のために
…と、ここまでかっこいい感じのことを書きましたが、正直に言えば「誰かのため」よりも先に「自分のため」なんです。
というのも、第一弾の自己分析ノートは「自分が欲しかったもの」をつくったのがきっかけ。
それが誰かの役に立ったらいいな、とは思っていたけど、それよりもまず「あの時の自分、こういうのがあったら嬉しかっただろうな」と思いながらつくりました。
第二弾NERUMAE NOTEも、今制作中のオリジナルブックカバーも、そうです。
まずは、自分のために。
その「自分」は今の自分だったり、過去の自分だったり、未来の自分だったり。
それが、同じような気持ちを持つ人の、役に立ったらいいなという考え方です。
最初は、思い付きと勢いだけでスタート
「じぶんジカン」というブランドは、第一弾の商品である「自己分析ノート」をつくりながら、考えたものです。
その「自己分析ノート」自体も、完全に思い付きと「よっしゃ!やってみなきゃ何も始まらない!」という勢いだけで、製作開始してます(笑)。
この時です、「やろう!」と決意したの。
それまで自分でモノづくりをしたことがなかったので、「失敗したらどうしよう」とも思ったり。
だからこそ、失敗しても金銭的にも精神的にも痛くない数から始めたんですよ。最初、100冊限定で。(そんなに買ってもらえると思ってなかったから…)
ありがたいことに、初版100刷は3日で完売…!その後も増刷を繰り返し、今は既に350冊ほどお届けしました。
とはいえ、サクセスストーリーには程遠く、失敗もたくさんしました。
金額設定とか、在庫管理とか、印刷会社さんとのやり取りとか。
でも、失敗するのはしょうがない。それに、挑戦している証拠だからOKということにしてます。
わたしは、居場所をつくりたい
では、どうしてそんなに「じぶんジカン」を育てていきたいのか。
それは、わたしが「居場所をつくりたいから」です。
「じぶんジカン」のコンセプトは、じぶんと向き合うジカンをつくることだとお伝えしましたが、「自分と向き合う時間」が誰にも遮られることなく実現できる「空間」をつくりたいのだと思います。
その根底には、ずっと「自分はどうしてみんなと同じように上手く生きられないんだろう」と思ってきた苦しさがあります。
でも、自分と向き合う時間を持つことで、その苦しさは減っていったから。
だからこそ、それでもいいじゃないか、と思える空間をつくりたい。
そこが、「あ、自分はここに居てもいいんだ」と思える空間になるはずだから。
そして、そこに共感してくれる人たちにも「自分が居てもいい場所なんだ」と思ってもらえたら、嬉しいです。