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ジストニアと向き合いながら、幸せを追求することで、体調が変わった話。


ジストニアは治る病気ではないと
言われているけれど、それは本当なのだろうか。


「薬で進行を遅らせながら、
だましだましやっていくしかないですよ。」

全身性ジストニアと診断されたとき、担当の医師からこう言われた。

その後も診察のたびに、ジストニアについて少しずつ伝えられていった。

「ジストニアは脳の病気で、治るものではないから。
薬は一生飲み続けなければなりませんよ。」

繰り返し「治らない」という言葉が刷り込まれていくと、確かにそうなのかもしれないと感じる瞬間もあった。

けれども、本心では受け入れられなかった。

私はどうしても、良くなりたかった。

治りたかった。

治るか治らないかを決めるのは
医師ではなく、自分だと思った。


だから、私は自分にできることを
試行錯誤しながらつづけていった。





昨年11月、オンラインスクールに通い始めた。

そこでは受講生が各自のテーマで講座を作り、私は「ジストニア患者さんがそれぞれにあった改善方法を
見つけるための講座」
を作ることにした。

そのスクールも先週、無事に終わった。

3か月の間、がっつりと頭を使いながら完走することができた。

その間、ずっと考え続けた。

「私は何をして、ジストニアが改善していったのだろう?」

「治療以外で、特に何が効果があったのだろう?」


講師の方と時にはマンツーマンで、
声が枯れるほど深く話し合いながら、少しずつ頭の中を整理していった。

その過程で見えてきたのは、「幸せ」というキーワードだった。

私は、幸せを追い求めることで、ジストニアが改善していったのだと改めて気づいた。

治療というと、どうしても病院で行うもの、つらくて大変なものという
イメージがある。

けれど、「幸せ」を追求することも
立派な治療だと、講座を作りながら確信するようになった。


もちろん、不幸な人がジストニアになるわけではない。

ただ、今よりさらに幸せを追い求めることで、日々が楽しくなり、より生きやすくなり、体調にも大きな変化が現れることを私は実際に体験している。





スクールに申し込んだときは、正直、自信がなかった。

自分の体験をジストニア患者さんに届けて、少しでも日々を楽にしてもらいたいとは思っていた。

けれど、本当に形にできるのだろうかという不安の方が強かった。

けれど、「幸せを追い求めること」の重要性に改めて気づけたことで、
自信が持てるようになった。


この講座の内容を、動画という形で
皆さんにお届けしようと思っている。

まだ完成には至っていない。

でも、動画を観た方々が「幸せ」を感じ、未来にワクワクできるように、これからも内容を修正しながら
作り上げていくつもりだ。


動画は3月中にお届けできるよう
準備を進めています。
興味のある方は、ぜひ楽しみにしていてほしいです。

※ヘッダー写真は、クリエイターさんの画像をお借りしています。
ありがとうございます😊

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頑張りたい理由がある人へ | ジストニア体験者・克服研究家 永松ひさこ
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