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医師とのやりとりで気をつけたい、患者の心情


ジストニア患者さん向けの動画講座を見て、わからないことがあれば、どんどん質問してほしいと思っています。

それは、私が伝えた情報をただ受け取るだけで終わらせてほしくないから。

いま受けている治療やジストニアについて、もっと積極的に考えてほしいから。





2007年にジストニアが全身へと進行してから、ジストニア専門医をたずねたりセカンドオピニオンで、他の病院に足を運んだこともあります。

私は、自分がわからないことがあれば、先生に積極的に質問したいタイプで。

だから、質問をすることは私にとっては当たり前で、自然なことなんです。

それでも、先生によっては、すごく丁寧に説明してくれる人もいれば、
嫌な顔をされることもありました。

先生も忙しいから、仕方ないことだとは思うんです。

一人ひとりにちゃんと向き合いたいと思っても、どうしても流れ作業になってしまうこともあるのかな、と。

でも、白衣を着ているからか、知識量が豊富だからか、国家資格があるからか。

どこか医師という立場には権威みたいなものを感じてしまうんですよね。

だから、そういう人に嫌な顔をされると、ちょっと怖い。

「この人には、質問するのを控えた方が良さそうだな」と私でも思ってしまう。





患者は、体が弱っている上に不安も抱えているから、気持ちまで弱っている人が多いと思います。

その中で、どうにか頭を働かせて良くなるために質問しようと思っても、診察室に不穏な空気が流れると、黙ってしまう患者さんも少なくないのではないでしょうか。

それは、先生の機嫌を損ねたら、治療を受けられなくなるかもしれないという恐怖心があるからだと思います。

でも、それってすごく勿体無いんですよね。

知りたいと思う気持ちや、自分も積極的に治療に参加したいという気持ちは、大事にしてほしいんです。

だって、自分の体に起きていることですから。

自分が治療の中心にならないと、良くなるものも良くなれないんですよね。

だから、いま私が作っている動画講座では、見終わった後にわからないことがあれば、気軽にメールで質問してほしいと思っています。

それでは物足りないと感じる人のために、直接話せる場も準備しています。

基本的にZoomでの対応になりますが、どうしても画面越しで話すのが
苦手な人もいると思うので、対面での個別相談も準備しています。

ゆっくり落ち着いて話せる場所としてどこが適しているか、治療院の帰りに寄り道しながら探している最近です。

体調が悪い中で頭を使うことは大変なこと。

でも、だからこそ新しい打開策も見つかるんです。

私は、ただ先生の言葉をそのまま受け入れるのではなく、
「どうすれば少しでも良くなるか」
を考えたいという想いを支えていきたいと思っています。


治りたいという気持ちを持ち続けてほしいから。

良くなる未来を描いてほしいから…。

現在、ジストニア患者さん向けの
動画を作成中。
3月中にお届けできるよう、動いています。
興味を持ってくださった方は、
ぜひ楽しみにしていてほしいです^^



※ヘッダー写真は、クリエイターさんの画像をお借りしています。
ありがとうございます😊

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頑張りたい理由がある人へ | ジストニア体験者・克服研究家 永松ひさこ
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