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\病気と共に進む未来/目標がくれる安心感


全身性ジストニアを発症したとき、
外に出て仕事をすることが難しくなって、障害年金をいただきながら
家に引きこもる生活が続きました。

治ることは諦めていなかった。

けれど、ジストニアの原因は分からないし、確立された治療法がないから、不安でいっぱいだったのも事実でした。

「ジストニアは進行すると言われているけれど、自分も少しずつそうなっていくのだろうか。」

「私は、いつまで我慢すれば良いのだろうか。」

「このまま病気のせいで、社会復帰ができなくなるのだろうか。」

将来のことを考えないようにしても、どうしてもその不安は頭の片隅に残りつづけました。

それでも、少しでも良くなったときにすぐ働ける体勢を整えようと、民間の資格の勉強を始めました。

当時は栄養学や薬膳、食育などに興味があったので、そういった分野を
少しずつ学んでいたんです。

何かしら目標を持つことで、未来に希望をつなぎたかったのだと思います。


かつての私と同じように、今ジストニアを抱えながらも、目標に向かって努力している方がいると思います。

見えない未来に対する不安は誰にとっても大きな負担です。

特に、病気を抱えている場合、健康状態だけでなく、仕事や生活、家族のことなど、頭をよぎることが多くて、心が押しつぶされそうになることもあります。

そうした中で、目標を持つことができると、やはり心が軽くなりますよね。

それは、目標を設定し、計画を立て、進むことで、自分の人生を自分でコントロールしている感覚を得られるからだと思います。

自分がどこに向かっているのか?

その先に何が待ち構えているのかが
分からないときの恐怖心は、相当なもの。

だけど、目標をもつことで、その不安を少しでも軽くできるのだと思います。





ただ、せっかく目標を持っても、体調への不安がつきまとうと、どうしても集中できないこともあります。

かつての私も、そうでした。

資格をとって将来に役立てたいという想いがあって、学び始めはワクワクしていたんです。

けれど、やっぱり体調がつらかったり、将来の不安に思いをはせてしまったりして、なかなか集中しきれませんでした。

あの時、ジストニアを理解し、体調が少しずつ良くなる方法を知っていれば、もっと学びを楽しめたのではないかと思います。

だからこそ、今目標に向かって進みたいと思っている方には、そうなってほしくない。

純粋に目標に向かって、日々を楽しんでほしいと思っています。

そんな願いを動画講座に込めています。

ジストニアの理解と共に、体調そのものを良くする方法や前向きに生きるヒントをお伝えしています。





病気を抱えながらも、未来に向かって歩いていきたい。

その前向きな姿勢が、病気によって失われないように。

自分が描く未来に、まっすぐに進んでいけるように。

その想いを支えられるような手助けができたら嬉しいです。

現在、ジストニア患者さん向けの
動画を作成中。
3月中にお届けできるよう、動いています。
興味を持ってくださった方は、
ぜひ楽しみにしていてください
^^


※ヘッダー写真は、クリエイターさんの画像をお借りしています。
ありがとうございます😊

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頑張りたい理由がある人へ | ジストニア体験者・研究家 永松ひさこ
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