映画【えんとつ町のプペル】に見る既存システムの弱点
4歳のムスメちゃんがボーイフレンドとハードなハグをしている写真を
かみさんから送られてきてジェラシーを感じている
ひからいと です^ ^
ムスメちゃんからハードに攻めたらしいのでどうやら肉食系です
さて、昨日25日のクリスマスに、鬼滅の刃・ポケモン・ドラえもん他競合他社がしのぎを削るタイミングで公開された【えんとつ町のプペル】を家族で見に行ってきました
知ってる人は知ってるけど
知らない人はまったく知らない映画だと思います
原作が絵本で かつ
プロモーションが従来とは異なる方法で展開された映画のためです
原作の絵本も無料公開をやったりと、従来の売り方と異なる事をしてます
そしてよく炎上してます^ ^
この原作者は、お笑い芸人のキングコング西野氏です
映画の総指揮も担当しています
そしてよく炎上してます^ ^
ムスメちゃんに事前プレゼンで
OPとEDのYoutube動画や絵本を見せて家族で観にいく約束を取り付けました
少し難しかったみたいですが最後まで見てくれました
よかった^ ^
OPムービー
EDムービー
ぼくが見た感想ですがアニメーションは間違いなく超トップレベルです
独特の質感のCGアニメーション、ダンス、ストーリー、声優の表現どれも良かったです
ただ子どもが理解するにはまだ事前知識が足りなかったようです
ちなみにかみさんは「大人でも結構難しい内容があった」と言ってます
これは
西野氏の手掛けるオンラインサロンで挙がる話題(一般的に話題に挙がるのは少し先の未来のはなし)がストーリー上ぽろっと出てくるので
事前の知識がないと突然ぐーんと別世界に放り込まれたように感じるからだろうと思います
基本的には
「夢を追いかけると叩かれる(炎上する)」 でも
「そんな現代でも夢を見続け叶えるために行動するのは素晴らしい事だよ」と提起するアクションあり笑いあり涙ありのエンターティメントです
この書き方だとひどく安っぽく感じますが
そこはひからいとの文章力の無さを皆さんのイマジネーションで補足してください^ ^
鬼滅にも劣らない素晴らしいエンターテイメント映画です
ストーリーに絡めて
現在の経済システムの問題点など大人が学べる内容もアニメーションというオブラートに包まれて出てきます
ネタバレになるので詳細は省きますが
(12/29追記
むしろ西野氏はネタバレ上等だったな^ ^
なぜえんとつ町はえんとつだらけなのか?
なぜ煙で空が見えない、そして周りからも見えない世界を創ったのか?
はじまりはそれが目的を達成する為のとても機能的なシステムだったから)
現在のシステム
それも昔から受け継がれて今にそぐわないシステム自体が問題だろ?新しい考え方で改革するという第2のテーマがあります
これって現代
というか今我々が生きる世界
アナタの今生きる世界でも現実に起こっている事が
アニメーション映画で語られています
はるか古(いにしえ)に
これが最良とされたシステムが
時代が進むにつれて時代と合わなくなり
そのシステム自体が問題を起こしている
にもかかわらず
昔からあるから良いモノだ(あるいは変えるのが面倒だから)としてメスを入れずに
【ヒトがよりよく生きるため・ヒトを守るために生み出されたシステム】だったはずが【システムを守るためのシステム】に成り下がってしまった
コロナでリモートワークが当たり前になったのに
ハンコを押すために出社する
「コロナあるある」でよく見るやつですね^ ^
とはいえ
エンターテイメント映画なのでそんなに難しく考えずに見ても楽しめます^ ^
劇中の言葉で心に引っかかる部分があれば掘り下げて見てみるのも面白いと思いますし、先ほどの現代のシステム的な部分で分析してみても楽しめると思います
絵本はこちらから無料公開されてます
というわけで年末年始のオススメ映画でした
信じ抜け!