No.1 隣の席のおじいさんの話

日曜日の昼下がり。ド○ールでお茶するのが私のルーティン。サン○ルクもあるけど、こちらが落ち着くので、いつもここ。あと、お手頃価格。

まったりくつろいでカフェオレをしばくのも好きだけど、周りのひとたちのおしゃべりをこっそり聞くのも好き(いや、好物…) 。 今、おじいちゃんと中年の女性のおしゃべりを聞いている。たまにいるのだけど、お年寄りと中年の女性の組み合わせ。。どういう関係性だろう？女性のほうは敬語なので、親子ではないだろう。ヘルパーさん？ヘルパーさんて、こういうこともするのかな。話すのはだいたいがお年寄り。女性はほぼ聞き役だ。

おじいさん：「あぁ、あのかわいい人ね。あの人は僕の同級生。」
おじいさんは80代後半くらいと思われる。毛糸の小さなつばのあるあずき色の帽子を被っていて、細い足を組んで座っている姿がちょっと洗練された雰囲気を醸し出している。
わたしたちから見たらおばあちゃんでも、おじいさんにとってその人は、きっといつまでも可憐な同級生の女の子なんだろう。
まだまだおしゃべりは続いている。話題は、病院通いの話に移っている。

もっと聞いていたいけど、カフェオレのカップも空っぽになった。
そろそろ、おいとましよう。