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歌舞伎を見てみよう ①
どうも!ハリーです。今回は2回にわたって歌舞伎を見ていきます。
日本の伝統芸でもある歌舞伎、また最近のテレビドラマでも歌舞伎俳優が頻繁に出演している現状を踏まえて解説していきます。
趣味を増やす感覚、または日本を知るという感覚でお楽しみください!では参りましょう!
歌舞伎とは不良の演劇!?
歌舞伎とは「傾奇者」という単語から由来しており、不良や素行の悪い人のことを表しています。不良とはいっても当時の不良とは荒くれ者といった感じで歌舞伎とはとどのつまり激しい舞や技で人々を魅了する演劇のことを指すわけです。
歌舞伎の楽しみ方
歌舞伎を知るにはまずは楽しみ方から学びましょう。
ひとつめはストーリーやキャラ設定を知ってから見ることです。人によってはネタバレを嫌う人もいると思いますが、歌舞伎の場合はネタバレを知ってからがポイントなのです。演者と設定の変化、オチや結末が変わっている場合もあります。したがって見る演目はしっかり予習しておきましょう。
ふたつめはお気に入りの演者や舞を見つけるです。最初は知らないまま見ても構いません。しかし見続けていると好きなキャラや技が自然と心に留まります。その演者や技の独特さを味わってください
最後は舞台です。歌舞伎をするための舞台には小細工がたくさんあります。迫力ある舞台も圧巻です。
歌舞伎を見るためにチケットを予約しましょう。
歌舞伎には「通し」「みどり」という2種類の観覧方法があります。「通し」とは演目をまるまる見る方法です。「みどり」は複数演目の見せ場のみを見る方法です。演目は予習してあるので「みどり」の場合は舞台の仕掛け、演者を中心に楽しむという感じです。
席は安いと2000円以内となっています。当然のことながら舞台から遠くなるほど安くなります。演目によっては数時間かかることも珍しくはありませんが、休憩もあるのでご心配なく!パンフレットやイヤフォンガイドもつけることができるので予習を忘れても大丈夫です!
舞台の仕掛け
ここでは舞台の仕掛けについてまとめています。軽く目を通してみてください!
演目の種類
演目には大きく分けて6種類あります。
簡単に説明すると時代劇である「時代物」、ヒューマンドラマである「世話物」、舞や技がメインの「舞踊」、戦後に追加された比較的新しめな作品が多い「新歌舞伎」、他にも決まった演者の演じる演目である「十八番」、最近の話題のマンガを歌舞伎にした「スーパー歌舞伎」などがあります。
ちなみに江戸では懲悪ものが人気で、大阪ではドラマ仕立てなものがウケました。江戸は武士の町であり、大阪は商人や庶民の町だったからだと言われています。
歌舞伎役者のあれこれ
ここでは歌舞伎役者について軽く触れています。休憩がてらご覧ください!
屋号ってなに?
屋号とは歌舞伎の流派のことです。この流派によって演目や技の雰囲気がガラッと変わるわけです。
有名な屋号を4つ紹介します。まずは市川團十郎が開いた成田屋です。荒事という荒々しい演目や舞が得意です。おなじみの市川海老蔵さんもこの成田屋です。
つぎに高麗屋です。松本幸四郎さんなどにより戦後歌舞伎を引っ張ってきた存在ともいえる屋号です。
つぎに音羽屋です。尾上菊五郎さんが所属しており、世話物を演じることが多い屋号です。
最後は中村屋です。中村勘九郎さんを筆頭に道化の役を演じることが多いy号になります。
他にも屋号はたくさんあります。気になった方は調べてみてください!
歌舞伎役者とメイク、衣装について
最後に箸休めとしてテレビでも活躍している役者さん、衣装や小道具のあれこれ、メイクの仕方などをカンタンですがまとめています。ぜひご覧ください!
これをきっかけに歌舞伎を楽しむ若者が増えればいいなと思います。日本の宝である歌舞伎を知って、人生という演目を華やかにしてはいかがでしょうか?
今回は以上です。もっといろいろ勉強してみたいと思った人は僕のインスタへ↓↓↓
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