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思考は止められる。終わらせることが怖いだけだ。

割引あり


先日、この記事で「考えることが終えられないから、疲労してきてしまい、思考をコントロールすることができなくなる。」と書きましたが、ここで、一つの大きなルールをお伝えしておきます。

そもそも、思考には「今、終わらせることができるもの」と「今は終わらせられないもの」の2つしかありません。

すぐに終わらせられるものは、問題ありません。
淡々と終わらせられますし、ほとんどの場合、勝手に終わっていきます。「取引先に着く前にトイレに行っておきたいから、あの駅についたらトイレに行こう。」という思考は、駅に着いてトイレに行けば終わらせられます。

問題は簡単には終わらせられないような思考です。
以下のような種類があります。

・1人で考えても、答えなど出ない問題への思考。
・専門的な分野で、終えるために、ある程度の勉強期間が必要となる思考。
・自分だけの問題ではなく、自分もかかわりのある他人の問題に対する思考
・思考の答えによって、自身に大きな変化をもたらすであろう思考
・まだ経験したことのないことへの思考

など、です。
考えるのが好きで、思考を終わらせられない人は、終わらせにくい思考を選びやすいです。文章に起こしてみると、不思議な感じですね。笑

要するに、思考が終わらない状態を続けるために、あえて終わらせにくい思考を選んでいる、といった具合です。

思考を終わらせられない人が、なぜ思考を終わらせないのか、その説明は一旦先延ばしにして。

まず先に、思考を終わらせるための極意を書いていこうと思います。

それは、まさしく「保留」という引き出しの存在です。

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