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CD125初期型がやってきた

勢いで、ベンリーCD125の初期型を手に入れてしまいました。ベンリーは1966年に発売され、モデルチェンジを繰り返しながらも現在でもCD125Tとしてロングセラーとなっている単車です。ビジネス用実用車なので地味な存在だという思い込みがあったのですが、初期型は違っていました。

CD125初期型

調べてみたらCB125, CL125と共通設計で、スポーツ向け、悪路向け、ビジネス向けと用途に合わせて仕様を変えていたようです。
 さて、このCD125ですが、エンジンはかかったという話でしたがタンクが錆びだらけなのでキャブに直接燃料を入れてテストしただけとのこと。しかもマフラーには大穴が開いていて、バッテリー周りはかなりいじったあとがあります。そもそも製造から60年もたっているのでそのままで動くわけがなく、かなり手を入れてやらないと走れるようにはならないでしょう。
 ただ勢いというのは恐ろしいもので、問題点が多ければそれだけいじる場所が多いという倒錯した考えに陥ってしまい、気が付けば自宅に来てしまいました。北海道ではまだバイクを走らせるには早すぎるので、時間をかけてレストアしてみることにします。幸いにして、サービスマニュアルとパーツリストは日本二輪史研究会で復刻版を頒布しています。全くの手探りではないのでなんとかなるでしょう。

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