
CD125初期型がやってきた(その6)
灯火で最後に残ったのが尾灯です。ストップランプとポジションランプを兼ねた電球を使うもので、6V仕様のものもまだ入手可能です。しかし、せっかくの機会なのでLED化してみることにしました。電球ソケットは復元できるように端子に配線をはんだ付けして、そこから延長した導線を基板上にとりつけたLEDと制限抵抗に配線します。回路図は以下のとおりです。

赤色LEDと白色LEDでは点灯時の電圧降下が異なるため、赤色は2本直列で、白色は1本ずつ制限抵抗を入れてあります。6Vのとき電流が20mA程度になるように値を選びました。
実装にあたっては取り付け用のネジ穴を利用して、アルミ板で基板を固定する台をとりつけるという方法で、多数のLEDを配置しました。

白色LEDのうち、1つはポジションランプ、残り2つはナンバープレートの照明に使っています。これにカバーをつけて点灯させると光が適当に広がってくれます。
テストをしているときにキースイッチの接触不良が判明したため、こちらも分解して清掃しました。

分解は難しくなく、慎重にかしめを外してやるだけです。写真からわかるように表面が黒く変色して荒れています。初めは接点洗浄剤(リレークリーナー)で拭いてみましたが表面の汚れは取り切れなかったので、オイルストーンで磨きました。ついでにグリスを除去して塗りなおしました。元の通りに組みなおしてテストすると、接触不良が解消され、スイッチも軽く回るようになりました。