私がJARLを止めたわけ
私がJARLを退会して、何年になるでしょう?
止めてしまった理由は、オンエアーする頻度の低い自分のハムライフに鑑みると、QSLカードの転送サービスから受ける恩恵が薄い事。 もうひとつは、その頃チラホラ聞こえて来た「JARL運営に関する芳しくない噂」の2つです。
1番目の理由というのは、多くの会員の皆様にとっても、会費を支払いメンバーとなる最大の目的なのではないでしょうか?
昔からそうですが他局との交信時には、さも当然と言った感じで「カードはビューロー経由で送ります。」とのやり取りがなされています。 そうなると、CQを出して(もしくは受けて)交信するからには、JARLに入会して居ないと少々都合が悪い。 今時、個別に切手を貼って郵送する等という選択肢もあまり無いでしょうから、会員でないとなると「No QSL」を告げる(もしくは告げられる)事になってしまう・・・(これも極端な答えだとは思うのですが)
ここ最近は、コロナ禍の影響から仕事でも「テレワーク」という形態が進み、以前であれば紙媒体に押印というスタイルが当たり前であった物が、「電子署名」や「電子印鑑」に移行しつつある。 であれば、アマチュア無線の世界だって、「e-QSL」による交信証明がもっと増えても良いと思うのですが・・・ なかなか進みませんね、国内では。
さてさて、私の場合。
「交信数が少ない=QSLカードの交換数が少ない」のは、まったくもって自分自身に原因があるわけで、JARLと言う組織のせいではありません。
只、退会した理由が「QSLカードの転送サービスから受ける恩恵が薄い事」となると、それ以外に取り分け会員のベネフィットが無いとも言えるわけで、これではあまりにも悲し過ぎますよね。
そもそもJARLと言う組織は、アマチュア無線を愛好する者を代表する団体なわけで、無線を嗜む市民と御上との橋渡しこそが本分。 事と次第によっては、電波利用に関する国の悪政や行政の横暴と戦い、日本のハムの権利を守る事こそがお仕事の筈だからです。
私の様に「QSLカードの転送業務」以外に恩恵を感じられない人間が多いとしたら、JARLは今一度ご自分の存在理由を確かめ直すべきでしょう。
続く(続かないかも知れないけれど・・・^^;)
by JI1OFO