JARL選挙2022
今年は2年に一度のJARL(日本アマチュア無線連盟)の選挙イヤー。
私が投じることができるのは1エリア(関東)社員選挙の1票だけだが、選挙の情報を発信することによりすこしでも現状を変えたいと思う。
そもそもJARLの何が問題なのか
お金がない
コミュニケーション不足
若い会員が少なすぎる
お金がない
会費収入では運営費をまかなえず、毎年数千万貯金を取り崩している。今後は会員が減る一方(つまり会費が減る)で貯金が底をついたら財政破綻でおじゃん。こうなることは10年以上前から分かっていたのになにも具体的な改善策がない。収入を増やし、支出を減らすしかないのに……。
コミュニケーション不足
会長をはじめとする執行部と社員、会員のコミュニケーションがほとんどない。そもそも会員の意見を吸い上げる仕組み自体存在しない。こんな組織に誰が入りたいだろうか?
若い会員が少なすぎる
JARL会員約66,000人。会員の平均年齢は60代半ば。今後JARLを支えていく40歳以下の会員はたったの約1,600人。日本社会を超える強烈な少子高齢化となっている。25歳以下の新規会員の会費免除等のキャンペーンを打ち、若干の効果は見えているが焼け石に水。はたしてJARLは10年後も存在しているのか?
どうしてこうなった?
結論:JARLの運営に関して会員の関心がないから。
全国選出理事選挙の投票率は下記の通り
2020 37.6%
2018 34.1%
2016 32.8%
2014 33.3%
実に6割以上の会員は投票すらしていない。
この結果、執行部(会長などの理事)や支部長、社員は支部やクラブなどの組織票を持った人物しかなれず、JARL運営が停滞し続けてきた。
「QSLカードの転送さえしてもらえればいいや」と考えているのかもしれないが、財政破綻でそれもできなくなりそうなのを一体どれだけの会員が知っているのだろう。
えらそうにこう書いている私も2018年までだれに投票したらいいかわからなかった。選挙で配布される広報では情報が少なすぎる。それぞれの候補がSNS等で独自に発信していてもそれを見つけ出すのが一苦労。
JARL2022選挙立候補者まとめ
そこで、候補者一覧表を作ってみた。
地方選出社員、県支部長、地方本部長ごとにタブを分けている
だれが情報発信に熱心か、一目でわかるようにした。ぜひ投票の参考にしていただきたい。