志望校を選ぶ|小6からはじめる中学受験
こんにちは、らさと言います。
私はシングルマザーで、小6からの中学受験を応援しています。
子供をのびのびと伸ばす、様々なプログラム満載の中堅私立校進学を
目指す小学生のお嬢様をお持ちの、受験でお悩みの忙しいご両親の
癒しやお役に立つ情報を目指しています。
今回は、「志望校を選ぶ」についてのお話いたします。
志望校選びのポイントは、思春期の6年間が自分の子供にとって良い環境が提供される学校かどうかです。実際に、見て聞いてみないとわからないこともたくさんありますので、まずは気になる学校をどんどん見学してみてください。このようにすると、子供にとって本当に良い学校を選ぶことができるかもしれません。
参加した方が良い順番にご紹介します。こちらの順番で見学・チェックすることで、効率的に志望校の絞り込みがしやすくなります。
◆Step1: 合同説明会 ~学校探し~
学校たくさんありすぎて、わからない。。という方。
まずは、合同説明会にいってみましょう。
◇合同説明会
大規模会場でほかの学校と同時開催され、いろいろな学校をまとめて知ることができます。学校選定の第一歩としておススメです。
開催時期:4-6月頃がメイン
予約開始時期:3月末ー6月頃
メリット:ブースの行列で人気度がわかる。
実際の学校の先生とお話ができる。
子供の反応から、子供の興味がわかる。デメリット:人気会場は、入場予約がとりづらい。
人気校とは、ゆっくりお話しできない。
人疲れする(特に子供)。
大量のパンフレットを持ち帰る必要あり。
合同説明会情報 参考ページ:https://www.jhschool.site/2023/02/07/goudou2024/#42
◇合同説明会以外の学校探し
小6からの中学受験目指す方には、以下の3ステップが一番簡単です。
小学6年春時点の子供の首都圏模試の偏差値の、±10の学校をピックアップ
その中から、合同説明会にいなかった、気になる学校をチョイス
ホームページをチェックし、説明会の情報が来るようSNS登録
「偏差値の、±10!?」と思いますよね。
小6からの中学受験目指す方は、基本的に
小学6年生春の子供の学力で、
入学可能な学校を目指すことになると思います。
と、いうのは、一般的な集団塾は、
小学5年までに入試範囲の講義が終わっているため、
小学6年は復習+テスト対策期間になります。
そこからの戦線参入になる、ということと、
特に中学受験の算数は、公立学校の学びとは別物で、
それを一通り学ぶだけでも、時間がかかり、
集団塾の子供たちには追いつけても、追いこせない。
現状維持できればいい、と考えます。
この時点で、芦田愛菜ちゃんのような驚異的な集中力がある子以外は、
偏差値を+20上げる、といった期待は親子共にストレスで、
小6からの中学受験を目指す方向けではないです。
とは言え、+10でしたら、まだ可能性はあります。
逆に、-10の可能性も、無きにしも非ずです。
-10でも、子供に合う学校もあるかもしれません。
様々な「かもしれない」、を想定して、学校探してみてください!
◆Step2: 学校説明会 ~受験校候補探し~
気になる学校がみつかったら、実際の学校に足を運びます。
ここで受験校候補を絞り込みます。
学校説明会は、ほぼ事前予約制になっています。
説明会、といっても、+イベントもありますので、その解説もいたします。
◇説明会の予約
まずは、予約です。
学校ごとに、説明会情報をチェックする必要があり、これが大変です。
学校ごとのイベントを掲載している、まとめサイトもありますが、
イベント日程が書いてあっても、予約開始日は書いていないのがほとんどで、気が付いたら予約受付終了していた、ということも多々あります。
合同説明会で接触した学校でしたら、学校説明会の案内はあるはずです。
気になる学校のSNSなどは、とりあえず登録しておくと、予約開始頃に情報が配信されるので便利です。
◇説明会の時期
説明会や見学会は、学校によっては、ほぼ一年中開催している状況です。
ただ、その時期によって内容が多少異なるので、目的に合わせていくのも良いと思います。
例えば、だいたいのスケジュールです。
学校によって、親切に入試直前にテスト対策の説明会があります。
春休み・・・・2月の入試結果発表
5月・6月頃・・入試日程決定
9月-11月・・・入試説明会
12月‐1月・・・入試直前説明会
説明会と合わせて、オープンスクール、校内見学や体験会を実施している場合もあります。
◇オープンスクール
学校を開放して、説明会開催・授業、部活を見学ができたり、
相談窓口などで先生や生徒と直接お話ができたり、
自由に校内を見学するイベントです。
自分のペースで回ることができるのがメリットですが、
混んでいる重要ゾーンを見逃す可能性もあります。
◇校内見学
グループに案内が付いて、学校自慢の施設を見ることができます。
お茶室やお庭、陶芸の窯がある学校もありました。
親だけ参加している方をたまに見かけましたが、
親と子供の「いいな」のポイントが、全然違うので、
一緒に参加がおススメです。
案内役も、学校によっていろいろです。
① 先生・・一般的。
② 生徒・・キリスト教の学校で多め。
③ OG・・・レア、でもベスト。いろいろな話が聞けます。
どの案内役になるかは、行ってみないとわからないです。
「見たいところはありますか?」と、ほぼ聞かれるので、
説明会中でも、チェックしておいてもいいかもです。
◇授業・部活・プログラム体験会
実際の学校内施設を使用した体験会があります。
部活や英語のプログラムが多いかな、と思いました。
この体験会が、実際に学校の選定に結び付くか、
というと疑問でしたが、
「説明会だけじゃ、子供はつまんないでしょ」という
学校のホスピタリティと面倒見のよさを感じ、
好感が持てます。
お好みに内容で、予約を取って、参加してみましょう!
◆Step3: 学校説明会 参加前の準備
これから多く学校を見学する前提で、
子供のポイントと親のポイントをチェックリストにする
と、のちのち比較しやすく、
項目の優先順位も変わってくると思いますので、
明確にしておいたほうがいいです。
↓項目に関しては、アメコメさんのブログで細かく書かれています!すごい!
ちょっと追加です。
◇説明会参加の服装って
よく話題になりますが、説明会参加で合否は決まらないので、
常識的な服装であれば問題ないです。
大人:ビジネスカジュアルで十分です。坂の上にある学校が多い傾向にあり、校内は広く階段もありますので、女性は歩きやすいパンプスがよいです。
子供:普通に学校に行く格好でいいですが、
見た目から入る娘には、学校見学用に1枚、白いシャツを準備しました。
着ると、「受験校の見学に行く」、という気合が入ったようです。
◇私の追加チェック項目
追加で、私がチェックしていた点です。
少人数で、面倒見のよい学校が、
娘には向いていると思っていましたので、
イベント時に校内をうろうろしている校長先生は、
広い視野から学校づくりをしていそう、とポイント高かったです。
校長先生のフットワーク・校長先生と他の先生とのやり取り
学習サポート体制
ユニークな校則
PTAの有無
全学年の人数・一クラスの人数
第2外国語・課外活動
ご家庭でのチェック項目を、ご確認ください!
◆Step4: 文化祭 ~受験するかの意思確認~
文化祭は、生徒のお祭り、というだけではなく、
保護者向けの説明会をし、受験生向けのイベント、でもあります。在校生の保護者の受験体験話をした学校もあり、興味深かったです。
また、文化祭の時期は、具体的に受験校が決まってくる頃ですので、
実際に受験する可能性が高い学校に絞り、予約することになると思います。参加して「なんか違う」と思ったら志望校から外してもいいので、受験するかの意思確認ができるイベントになります。
開催時期:9-11月頃がメイン
予約開始時期:8月頃
メリット:生徒や保護者の雰囲気がわかる。
実際の学校生活がイメージできる。
子供の反応から、子供の興味がわかる。デメリット:ほかの志望校と文化祭日程が同じの場合がある。
人気校は、予約が取りづらい(5分で受付終了も)。
人疲れする(特に子供)。
文化祭情報 参考ページ:
https://www.study1.jp/pass/?p=3301
◆らさ親子体験記
実際私たちは、夏休みを中心に10校以上見学・2校文化祭に参加しました。
それ以外にも、模試の会場として提供されている学校では、
必ず学校説明会があるので、それを含めると20校近くなります。
前述しましたが、Step2の時点で、
私が知りたかったのは、
イベント開催日ではなく予約開始日
でしたので、
↓チワワさんのTwitter配信を参考に、予約していました。
https://twitter.com/c_mamasapo
チワワさんのおかげで、たくさん見学できました。
感謝しかないです!
◇小学6年の夏の思い出・学校説明会
小学校6年の夏は、遊びに行かなかったので、
いろいろな街に行って、おいしいランチ食べて、
受験勉強の気分転換にもなったと思います。
娘は、学校見学を通じて、
私、受験するんだ、という実感がわき、
学びのモチベーションがアップした、
のではないかな?と思います。
◇らさ親子の志望校選定
夏に色々学校見学しましたが、
進学した学校は、9月に初めて学校見学をしました。
模試の成績が安定していたので、ちょっと偏差値が上の学校を見るようにしたためです。
見学した日は晴天で、学校の見晴らし台から、空と海と山が見え、
その景色に一瞬で虜になってしまいました。
「学校からの景色」なんて、今までチェック項目に入れてなかった・・。
志望校選び、ほんとに、なにがあるかわからないです・・。
夏に学校説明会に参加した学校は、受験しなかった学校がほとんどですが、
学校見学を通じて、個性的で特色のある学校を知ることができ、
どこの学校に行っても、娘の6年間は充実する、と思えました。
もし、2月1日が全滅だったら、2日目以降にここ受けよう、
という計画ができ、心の保険にもなりました。
◆最後に
偏差値や学校名にとらわれず、実際に色々な学校を見てみてください。
学校見学を通じて得た情報をもとに、子供の意見もしっかりと聞いてみてください。学校選びは塾や他人、親だけの意見で決めるべきではありません。そこで、この先6年のほとんどの時間を過ごすのは、子供本人ですので、
子供に合った学校を選ぶことが大切です。今一度、しっかりと考えてみませんか?
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