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小学6年で私立中学受験勉強を始めたきっかけ|小6からはじめる中学受験

こんにちは!らさと申します。
今日は、小6で私立中学受験を始めたきっかけのお話しです。

中学受験をする目的は、ご家庭の方針によって様々と思いますが、
我が家は、地元の公立中学校に行きたくなかった、が大きな理由です。


きっかけ① 娘のモヤモヤ小学生生活

大仏さん大仏さん、いつもそこにいてくれて癒してくれてありがとう

娘が通っていた公立小学校は、都心まで30分程度の駅のすぐ南側が学区の、新築マンションが増えてきている地域で、わりと裕福な新しい住民が多かった学校でした。私自身は、生まれも育ちもこの地域付近で、住人の雰囲気はだいぶ様変わりしたなあというという印象があります。

娘は、いわゆる空気が読めないタイプで、
お友達の承認欲求を満たしてあげる言動が苦手で、
同調圧力をもスルーするタイプです。
変なあだ名をつけられたり、のけ者にされたり、
女子に蹴られたり、男子にたたかれたり、(いじめではなく傷害です怒)
6年間、いろいろあったようです。(つらい思いさせてごめん・・)

ただ、年1回、いじめアンケートをすることがあり、実名で詳細に回答し、先生を仲介し謝罪させることが、娘は毎年楽しみだったそうです。(笑)

いじめられていたから先生が味方してくれるか、というと、
娘は、授業中、堂々と読書ばかりしていて、
面談や通知表で、担任より指摘を受けることが多く、
先生を味方につけることは難しかったんですよね。

いじめ対策なのか、学校の方針なのか、
生徒をペアやグループにさせたがり、
「親友を作ろう」という道徳の授業があったそう。

娘は、その授業がすごくいやだったそうです。

私自身も、旦那の愚痴や子供の自慢ばかりのママ友は
避けるようにしていましたし、
娘もそんな感じでしたし、
親たちのグループラインや群れに属することはありませんでした。

学校は、そうやってグループから外れた子たちを、
「その他グループ」にさせる、
子供が望まないくくり方をすることもありますよね。

その学校の子供たちが進学する学区の公立中学校は、
娘の小学校と、駅の北側の小学校、の2校からくるのですが、
その北側の小学校は中学校から遠く、駅近という立地もあり、
多くの子が中学受験をするため、その公立中学校は、
8割が娘の小学校の生徒だとのことでした。

ああ、親友・・そういうことね。。。
マスで管理したほうが楽だよね。。
昭和か…

(娘が卒業した学年あたりから
娘の小学校も私立中学進学者が増え、
生徒比は半々くらいになったようです)

この状況で、さらに内申点を取らなきゃいけない公立中学校になんて
自由でマイペースな娘の良いところを壊すだろうな
とぼんやり思っていました。

きっかけ② 親友による酒のつまみ話

ラストオーダーは一人2杯頼みます

私の親友Nちゃんは、公立中学教諭です。

Nちゃんは本当に忙しくって、会えるのは年1-2回も、
Nちゃんの過労死ライン余裕で越えてる激務話や、
昭和のままの教員の世界、
人生を変える内申点に関わる成績をつけるという葛藤、など
しょっぱい酒のつまみ話が充実すぎで、いつも数軒はしごするほど。

先生目線のいろいろな話を聞くうちに、
 「義務教育という学校の役割ってなんだ?何のために行くんだ?!」
という疑問が沸いていました。

タフで器の大きいNちゃん、
そんな彼女の唯一のアドバイス。

お金があるなら、私立行ったほうがいい

この言葉を最初に聞いたのは、小学校2年生くらいで、
その時は、へーそうなんだーと聞いていましたが、
娘の学年が上がるごと、じわじわと具体的に起こりうる
中学校生活を実際に想像していくうちに、
この言葉を何度も何度も脳裏に浮かび、

公立中学校にいかない選択肢も、ありでしょ

と小5後半あたりから本格的に考えるようになってきました。

娘に、
「みんなと一緒に公立中学校行きたい?」ときくと、
即答で「もちろんNo」
とのこと。
すぐに合意に至りました。

きっかけ③ 娘に刺さった学校説明会

なにか創作意欲をかきたてます

絵を描くことが好きな娘。
調べていくと、美大付属の中学があるとのこと。
しかも、難易度も高くない。ちょっと遠いが、通えなくない。

小6になった春休みに、説明会を予約し参加してみました。

説明会で語られた、
この学校の生徒は、紙に余白があればそこに落書きする傾向があります。
まさにうちの子!!なんなら私も。

小学校では否定され続けた落書きを、初めて肯定された瞬間でした。

その後も、学校を人気校に押し上げた敏腕校長の、子供に語りかける講話は続き、映し出されたパワーポイントには、スモックを着て絵を描いている写真・動画ばかり延々と流されました。

娘は、こんな美しい世界あるんだ!と言わんばかり、
顔がぱあっと明るくなり、
説明会中も資料に落書きをせず、真剣に前を向いていたのを覚えています。

親子で衝撃を受けた説明会の帰り、
銀座のitoyaで、プランニング手帳を娘自ら選び、受験に挑む決意を新たにしたのでした。

まとめ ーありがとう、きっかけー

我が家はこの3つのきっかけで受験を決めましたが、
本当に受験してよかった。

今はあの時、このきっかけをつくり、強い動機づけを与えてくれた
なでしこちゃん(娘を蹴った女の子をこう呼んでました)や、
自分の娘が人を蹴るストライカーだとも知らず群れるママたちや、
人生は、話のネタ集めをどれだけできるか、だ」と
つらいことも笑いに変えるNちゃんや、
衝撃的ないい話してくれたのに、結局進学しなかった学校、
すべてに感謝しかないです。

環境は変えられる。

中学受験目指して伴走しても、
集中力切れたり、やる気がなくなるとき、ありますよね?
そんな時は、大仏さんのように胡坐をかいてを静かに目を閉じて、
きっかけを思い出して初心に返ってみるのもいいですよ。永年無料です。

一家に一大仏様。いかがですか?(笑)














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