ジョブホッパーのプチ小説②(キャリアフィットの大切さ)
みなさん、こんにちは。
ジョブホッパー宮崎です。
連日猛暑が続いていますね。
水分補給をして休憩しながら仕事や勉強、
家事、育児、介護、趣味、創作活動など
それぞれ頑張りましょう!
今回も素人ながら、ジョブホッパー観点での
プチ小説を作ってみました。
この小説は「私の実体験とは関係なく」、
完全なフィクションになります。
ちなみに、前回の処女作には下記です!
ご興味がありましたら、ぜひご覧いただけると嬉しいです!
フィクションではない、ノンフィクションな
ジョブホッパー宮崎について気になる方は、
ぜひ下記note記事をご覧いただけると嬉しいです!
▼それでは、小説の世界へどうぞ!
太郎は35歳の誕生日を迎えたばかりだった。彼はこれまでに10回以上転職を繰り返し、様々な職種を経験してきた。その日の朝、彼は新しい会社のオフィスに足を踏み入れ、自分のキャリアについて考えを巡らせていた。
「キャリアアップばかり追い求めてきたけど、本当にこれで良かったのか?」太郎はデスクに座りながら、自問自答していた。今回の仕事は大手のIT企業でのプロジェクトマネージャー職で、給料も待遇も過去最高だった。しかし、心の奥底には何か満たされないものがあった。
最初の職場は大手コンサルティング企業だった。エリート意識が強く、成功を約束された環境に魅了されたが、激務に耐えられず、わずか1年で退職した。その後は出版社、IT企業、飲食業界、さらには人材派遣会社まで、多種多様な職種を経験した。どの仕事も最初は新鮮で刺激的だったが、数ヶ月もすると飽きが来てしまう。
ある日、太郎は新しいプロジェクトの打ち合わせをしていた。同僚の美紀は彼と同じチームで働くことになり、彼女は彼の経歴に興味を持っていた。「太郎さんって、本当に色々な職場を経験してきたんですね。どうしてそんなに転職を繰り返してきたんですか?」
太郎は少し戸惑ったが、正直に答えた。「自分に合う仕事を探してきたんだ。でも、まだ見つかってないんだ。」
美紀は考え深げに言った。「キャリアアップも大事だけど、自分に本当に合った仕事を見つけることも大切ですよね。」
その言葉が太郎の心に深く響いた。その夜、彼はこれまでのキャリアについて深く考えた。どの仕事でも多くのスキルや知識を得たが、それが彼にとっての「成功」や「幸せ」には繋がっていなかった。彼は自分が何を求めているのか、何が本当に自分に合っているのかを見失っていたのだ。
翌日、太郎は美紀に感謝の言葉を伝え、自分のキャリアを見つめ直す決意をした。彼はキャリアアップばかりを追い求めるのではなく、自分にフィットする仕事を見つけることに重点を置くことにした。
太郎は過去の職歴を振り返り、自分が本当にやりがいを感じた瞬間を探した。出版社での編集の仕事、人材派遣会社でのキャリアカウンセリング、そして飲食業界での店舗運営。その中で特に心に残っているのは、人材派遣会社での仕事だった。クライアントや求職者と直接対話し、彼らのキャリアをサポートすることにやりがいを感じていたことを思い出した。
彼は自分のキャリアをフィットさせるための行動に移した。プロジェクトマネージャーとしての仕事を続けながら、週末にはキャリアカウンセリングの資格取得のための勉強を始めた。彼は自分が本当に情熱を持てる分野で活躍するための準備を進めた。
数ヶ月後、太郎は資格を取得し、キャリアカウンセラーとしての活動を始めた。彼は仕事と並行して個人のキャリア相談を受け持ち、多くの人々のキャリアフィットをサポートするようになった。彼の顔には以前にはなかった満足感が溢れていた。
太郎は自分自身がキャリアフィットの重要性に気付き、他の人々にもその価値を伝えることができるようになった。彼のキャリアは今や単なる職歴の積み重ねではなく、本当に自分に合った仕事を見つけ、成長していく旅となったのだ。
今回は以上になります。
ジョブホッパーならではのプチ小説を書いてみました。
今後もプチ小説を書いてみよかな、と思います!
最後に一言、
小説作るのって難しいですが、楽しくなってきました!