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「苦手なこと、辛いことから逃げるのはどうなのか」
今日はエクスポージャーという考え方について1側面を話してみたいと思います。
これは、生きていてきついこと、辛いことがあったときに、それをあまりにきついからきちんと正体するのではなく、逃げてしまった、目を背けてしまったことにより、その恐れの正体や実態を見極めることができなくなり、より恐れが巨大化してしまい定着してしまうというものです。
なので、実はそういったものを治すには段階を踏んで、自分が辛いと思うこと、逃げ出したいと思うことに少しずつ体を晒していく(エクスポーズする)というものです。その際には心を閉じてそこに接するのではなく、心を開いた状態でエクスポーズすることです。そうすると、恐れの実態が見極めることができてくることで、それほど思いよりも実態は恐ろしくないことがわかるという仕組みです。
もう1つのやり方として、むしろ無理矢理辛い状態に50分ほど身を晒してみて、気絶もしないし、倒れもしないということを経験する、どれほど辛い状況でも50分経つとほとんどが軽減してくるそうです。そういったことを体にわからせるという作業になります。
なので、辛いこと苦しいことがあったときにはどうするのが良いのか?という話です。
逃げ出したいのは山々で、私自身は逃げることを否定は致しません。
まあ、完全にそれに触れることがなく生きていけるのならそれでもいいかもしれません。
しかし、どうしてもそれが常に気になり、生活を脅かしているということであれば、少しずつ段階を踏んでエクスポーズすることをお勧めします。
この際に、段階って?となりますが、詳しくは本を読んで欲しいのですが、びっくりするほど最初は簡単なことで結構です。
段階を踏んで慣れていく、怖さを低減させていく。
要はやり直しは効きますので、安心して生きていきましょう。