「エゴの話」
エゴ、ありますか?
エゴってすごい難しいですよね。
でも色々な名場面でエゴが出てくる。
たとえば井上雄彦のリアル。
「マイト、エゴを早く畳んだ人間を俺は信用しない」
という言葉。
これは勝負の世界に入る人はエゴが重要だという意味です。
長い戦いの間に少し磨かれてエゴの形が変わってくる、人間らしくなってくる。それは仕方がない。しかし、勝負の世界で勝ち抜く人はエゴを捨てない
というものです。
例は枚挙にいとまがありません。
たとえばポリス
スティングとスチュワートコープランド、アンディサマーズ、めちゃくちゃなエゴのぶつかり合いで、あれだけ素晴らしい楽曲を残しました。
しかし、短期間で空中分解。致し方ないのかもしれません。勝負士の集まりだったのですから。
最近その構図に変化が出ています。
たとえば
野球の大谷さん、彼はエゴの塊ではありません。
サッカーの三苫さん、彼もエゴの塊ではないようです。
鎌田のようなタイプは少しエゴが見えますね
しかし、三苫もそうだし、伊東もエゴが強うタイプではないそうです。
新時代の勝負師はエゴは出しません。
静かにもち、コントロールする。
うーん、これも格好良いですね。
どちらにしても、エゴの存在を意識してみるのは面白いなと思いました。