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夢のはなしのひとりごと

昨日書いたことのつづきのような、つづきではないようなことをちょっと書いてみたいなと思います。↓昨日の記事です。

ということで、サンドイッチ屋さんをしようとしているわたし。

お店したいんです。おいしいサンドイッチを食べてもらいたいんです。というのが夢、というのは、実はちょっと違う、というはなしです。

もちろん、そうなんです。お店持てたらいいなと思ってるし、おいしいって喜んでもらえたら、すごい嬉しいと思う。

でも、それだけではなく、むしろそれよりもうちょっと違う考えがあるのです。


サンドイッチは作るのも食べるのも確かに好きなんですけど、特別こだわりあるわけではありません。

ちゃんと料理の勉強をしたわけでもなく、食べるのが大好きでいろんな食べ歩きをしてきました、というわけでもなく、体にいいものでないと、というこだわりも特別にはなく、

料理が嫌いではないかな、と思っている、というくらいの主婦歴18年の主婦です。

芸術的に美しい「萌え断」をやりたいわけでもないし、凝った味つけはできないし。それこそ、わたしよりも、もっとこだわりを持ったプロの方は星の数ほど多いのです。

なら、どうしてやりたいのか、というと、サンドイッチ屋さんはわたしのなかであくまで手段、という位置づけと思ってます。

学生のまちで

実はほんとうにやりたいこと、というのはサンドイッチ屋さんや、おいしいものを食べてもらいたい、というよりも

学生街で、学生さんが来るようなお店をしたいなと思っているんです。テレビでさ、有名人が「学生時代にお世話になった定食屋さん」とかによく行くじゃないですか?「懐かしいなぁ〜」なんていいながら。

で、おばちゃーんってのれんをくぐったら「あら〜!!」なんて言ってニコニコ出てくるおばちゃん。「頑張ってるねぇ。いつも応援してるんだよ〜」みたいな。

ああいうのに憧れています。

その理由

わたしは大学のころ、実家を離れて一人暮らしをしていました。一人暮らしといってもマンションとかではなくて、昔ながらの全部共同のアパートみたいな。

でね、買い物行ったり、病院行ったり、そこで暮らしてると、地域の方とそれなりにかかわるじゃないですか。その、いろんなところでとても親切にしてもらったんです。それについては書いたことがあって。↓こちらです

スキ数が6^^

で、いろんな友達と、大学や下宿の近くのお店なんかで笑ったり話し込んだりするんですが、そういうところでお店の方がいろいろ声をかけてくれて、顔や名前を憶えてくれたりして。

友だちと、また別の友だちがバイトしてるお店に食べに行ったら「ともだち?じゃあ、これ、おまけつけとくわ」とか。

そういう「そこまで親しいわけではないけど、優しくしてくれる他人のおとな」がわたしとても好きでした。深い話はしなくても、なんとなく安心するというか、優しくされるとうれしくて。

数年して行ったら、なくなってるっていうこともとても多くて残念なんですけどね。

だから、わたしも歳いったらそういうおとなになりたいなとずっと思っていました。今はもしかしてわたしたちのころのようなのんびりさはあまりないのかもしれず、そういうかかわりがあるのかどうかわかんないんですけど。

基本的におせっかいなのか、若い子と話すのは大好きで、とても楽しいです。話を聞いてあげたり、役に立たないであろうアドバイスをしてあげたり、大丈夫、大丈夫と、できる限りの共感をしたり、すこーし背中を押してあげたり

そういうことをしたいのです。

まあそれなら先生とか、そういう職業もあるけれど、わたし的にはそういう「指導」的な立場ではなく、「ごはんやのおばちゃん」のように、なんかもぐもぐ食べながら「ちょっと聞いて」と言ってもらえるようなところにいたい。

だから、お店をしたいな、と思うのです。

老後について

そして、そうやって、家族以外の人と関わり続けながら歳をとれたらいいなと思ってます。

夫婦が同時に死ぬことは普通に考えてないし、死ぬまで仲良しに越したことはないけど、もし何かがあってひとりになっても、うん、まあ大丈夫、と思える人になりたい。

家族をなるべくあてにしないようにしたいし、娘たちにも、なるべくならお世話にならず、ひとりで自由に暮らしたいっていう理想はあります。

もしひとりになったら、家族がいなくて寂しいと思うと思うけど、そんなとき、お店なんかをやっていたら、だれかお客さんが来てくれるでしょう。

仕事をしてると、からだも頭も使い続けることができる。めちゃくちゃ忙しいのも、赤字とかもだめだけど、ささやかながら自分で働くことができて、ひとり暮らせるお金を稼げれば、なんとうれしいことだろうと思います。

たぶん、わたしは自由にしてたいという気持ちが、ちょっと大きめな人なのかな、と思います。

まあ、そういうところです。

ひとりごとにお付き合いいただき、ありがとうございました。

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