雨の日は「豪雨車中泊」動画を見よう
それは徘徊ではない
家族が医者に言った。「徘徊したことがある」と。
徘徊したつもりはないが、雨の中傘もなくうろうろしたのは事実だ。
徘徊は、脳に連なる異常か何かだと思われているらしい。
家族は、鬼のような形相で外出する僕を追ってきた。
認知症行方不明者は世界で1万7479人以上という。
外出したのは、ただ、「雨の中打たれれば病気も治るかもしれない」と思ったからだ。
それが徘徊と勘違いされ、医者にも言及したのがすんませんだ。
雨の中打たれるという行為がこうまで大事に解釈されるのは心苦しい。
一度、徘徊と認識したものを覆すのは厄介なのだ。
まさか僕が、
《雨の中、傘をささない自由があってもいい》
、と思い込むなど、家族にとってはあってはならないことなのだ。
僕は、雨の中外出した。
その事実は消えない。大人しく雨の日は外にでない。
車中泊
僕は、雨の日はYouTubeで「豪雨 車中泊」動画を見る。
自然に車中泊をせざるを得ないYouTuberから意図的に豪雨に突っ込むYouTuberなど、同じ車中泊でも事情がそれぞれ違う。
車中泊の中で食べるソーセージは美味しいらしい。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートありがとうございます。理由あって、全て無料コンテンツにしています。noteで様々なことを配信しています。励みになります。-高橋政重