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JPTの手掛ける新たな事業とは? ~Unityチーム発足から、あれよあれよの巻~

皆さん、2024/4/26(金) 日本経済新聞朝刊の17面はご覧になりましたでしょうか?

プラント体験のメタバース… だと….

なんとキャッチーな一文でしょう..!!

いつかプラント現場で思いっきり鬼ごっこ(or けいどろ or サバゲ―)をしてみたいと考えていた筆者にとって夢の世界はすぐそこにあります。

電子版記事でもサムネイル画像として利用されていた本件。そういえばnoteでもあまり触れてこなかったので、紹介していきたいと思います!

全3回で記事化の予定です
1. Unityチーム発足からあれよあれよの巻  (本記事)
2. えっと、、ビッグサイトに出るぞ!
3. ゲーミフィケーションとメタバース、今後の展望

(記事:長尾)


事の発端

はじまりは、日揮グローバル(株)から長尾がJPTに参画した所から始まります。
私はもともとプラントの配管・空間設計に携わっており、「日揮って建設やプロジェクトマネジメントのイメージが強いけど、実は3Dモデル品質も凄いんだけどなぁ」とぼんやりと考えておりました。

日揮グローバルでのプラント建設業務では、3Dモデル上で設計を作りこみ、それがそっくりそのまま現場(中東や世界中!)で再現されます

日揮の仕事も面白いので興味がある方は是非!

JPTの従業員の多くはC#に関しての知見もあった事から、「Unityを使って色々な取り組みができないかな..!?」と考え、当時の従業員に声をかけてみました。

2023/4時点のKOM資料
やってみたい事を雑にぶつけてみた

2名の従業員と活動開始!

結果、是非やってみたいと2名の従業員が手を挙げてくれました。(その他にも応援の声も頂きました!)
JPTは挑戦したい社員が多い会社。素敵です。

とはいえ、これといったアテが最初からあった訳ではなく、「まずはUnity勉強してみて!」と声をかけ、私はできそうな仕事のタネを探しに社内ヒアリングなどを開始しました。(行き当たりばったり)

2023/4時点のKOM資料 その2
(結果、このイメージよりも色々と前倒しで実現している..)

まさかの月面事業にジョイン。これが大きかった!

仕事を探している時、救いの手を差し伸べてくれたのは日揮グローバル社の同期でした。

日揮グローバル社では月面でのスマートコミュニティを真剣に検討しており、事業の一環として月面3D空間を作成していました。(外注で作成)

詳しくはこちら↓ 
月面事業の話も超面白いです。

「このメタバース空間を使って様々なイベントに参加するつもりだけど、サクッと機能追加できる技術を持った人がいなくて..」

この時、Unity事業チームに1つの可能性が生まれました。
「JPTでちょっとやらせてもらえないか?」と話をし、案件として持ち帰らせてもらいました。

想定より早かったアウトプット。いいスタートがきれた。

始めたものの最初は「ほんとに成果だせるかなぁ」と半信半疑でしたが、想像以上にいいスタートが切れました。

成果物:月面空間のYouTube360°動画撮影

初期に手掛け、1つ成果になった作品です。
Unityを理解し、ナレーションを差し替え、360度カメラで動画撮影を行いました。

YouTubeの方で見てもらえると、360°動画として楽しめます!
上記動画は日揮の中でも上位の再生数となりました。

さらに、この360°動画にスマホ用VRゴーグルを組み合わせる事で、子供でも楽しめるコンテンツと化すなど(このゴーグル自体はJPTがやった事ではないです(←重要))、何はともあれ僕らが貢献した成果物が広く楽しまれる経験を得る事ができました。

スマホ用VRゴーグル
※下記リンク先の記事より引用させて頂きました

手を出してみたら思いのほか早めに結果が出たこの頃。
2人の新米Unity開発者も、無茶と思われた課題に対してもテキパキ結果を示してくれました。

これはビギナーズラックなのか、実力なのか。そしてこの事業領域に可能性はあるのか。
次はもっと大きなチャレンジをして確かめなくては…と長尾は心に決めるのであった。

(続く)

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