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障害があっても仕事を楽しめる社会をつくる

JPTの目指す働き方を皆さんにもっと知っていただくための社長インタビュー企画。

前回に続き、「得意を強制しない、不得意を矯正しない」というテーマでお送りします。

今回は「障害があっても仕事を楽しめる社会をつくる」と題して、障害者雇用の現状に一石を投じるJPTが描く青写真を聞いてきました。

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(執筆:ミッションパートナー ちひろ)

ーー前回のお話までで、社員が自分たちのペースで、自分たちの心地いい環境で仕事ができたら本当に素敵だと思いました。でもやっぱり、管理職の人たちの負担が大きすぎませんか?

社員15人までなら、僕と阿渡さんでいけると思っています。

僕の苦手な人事労務などの仕事は阿渡さんがしてくれるし、
僕は親会社から仕事を取ってきて交渉したり、もろもろの調整役をこなす。あとはメンバーとずっと話をしています。

全員フルリモートだと、意識をしないと会話が不足してしまいます。
こちらの意思がうまく伝わっていなかったり、メンバーがなんとなく抱えるもやもやを見逃してしまうこともあるので。

現状を把握し、方向性をしっかり共有できれば、あとは僕は基本的に待つだけです。

管理職は、あまり人数がいらないかもしれません。
社員は成長しますし、それでもなお必要なサービスは外部に委託すれば良いと思っています。

ーープロジェクトに関わるのが1人だけだと、業務が属人化しすぎてしまったりしないんですか?

ありえる話です。

でも、それでいいんだと思っています。その人の能力を最大限活かした仕事なんだから、その人にしかできない方法、成果であっていい。

ちょっと乱暴な言い方をすると、
顧客からすればXをインプットしてYという形で返ってくればそれでいいわけなので、Xをもらって、会社としてYが返せる状態を作っていれば問題ありません。

中間経路はカスタマイズ自由です。

ーーこういう働き方は、特例子会社だからこそ成り立つんでしょうか?
つまり、親会社にある程度融通を利かせてもらえるとか。

現時点では、そういう面もあるかもしれません。

でも、本質的なところでは、この考え方はほとんどすべての会社、職種に当てはめられるんじゃないかと思っています。

仕事が楽しい人って、すごく生き生きとしていますよね。
楽をしているという意味では決してありません。
仕事を楽しむには、努力や勇気、運も必要です。

僕たちのやろうとしていることは、「器の大きな土台をつくる」ということに過ぎません。
”いびつ”さを受け容れ、柔軟性のある大きな土台づくり。

それこそが僕たちの目指す「誰もが対等に働ける社会」であり、そこに障害の有無は関係ありません。

誰もが働くことに「障壁」を感じない社会。

それって究極的には、障害という概念がなくなることなんじゃないでしょうか。そうなるまで、僕たちは続けるだけです。

ーーありがとうございました。次回のインタビュー企画もお楽しみに!

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