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体験型謎解き脱出ゲームの授業導入~10月勉強会

 こんにちは。ゲーミフィケーション賢者Lv98の”きっしー”です。

 10月19日(火)19時半よりオンラインZoomにて、日本ゲーミフィケーション協会会員を対象とした月例の勉強会を開催しました。時間は2時間程。参加者は会員6名です。

今回の話す人は、げんちゃん。テーマは、「体験型謎解き脱出ゲームの授業導入」です。
以前の記事です。

ゲーミフィケーション活用事例:体験型謎解き脱出ゲームを取り入れた人体解剖模型学習
https://note.com/jgamifa/n/n20dea1d46809


話者のげんちゃんは、看護系大学の教員として、体験型謎解き脱出ゲームを取り入れた人体解剖模型学習を実施しました。

「なんでゲームを使うのか?」というと、解剖学が学生らの苦手科目なので重点強化したい。「苦手×主体的→楽しみながら学ぶ」から体験型脱出ゲームを考えたそうです。

が、看護系大学においては、楽しく学ぶの試みを実施するのは、かなりのハードモードでした。ゲーム=真面目ではないという雰囲気を打破するために、スモールステップでアクティブラーニングの規模を増やしていくという方策をとりました。スタンプカード→スタンプラリー、、、と、6年がかりで実現しました。

そこまで頑張れたのは、話者が自身を名付けて「看護インストラクター」として、「学びと楽しいを両立できる」と信じているからだそうです。

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参加者の「印象に残ったこと、学んだこと

・一番印象的だったのは「分析も大切だけれども、計算づくで動いてしまうと遊びのマジックサークルが崩れてしまう」というお話です。
なるほど、学びと遊びは親和性が強いけれども、学びを最優先してしまうと、遊びが味付けくらいにしかなりません。まずは「とにかく楽しい」というデザインが無いと、続かない。納得しました。
私が職場でゲーミフィーケーションを取り入れる時にはどうしても「気づかれないように」少しずつ・・・を意識しています。今回のように、ガッチリ「ゲーム!」と打ち出しているげんちゃんに脱帽しました。同じように社内展開したいなぁ・・・と思うことしきりです。

・観光客を楽しませるアクティビティのインストラクターのように、「楽しませる教え方」を大切にしたい。テキストマイニングもやってみたい

・我々も教育にゲーミフィケーションを入れていく同じ志をもっていますので、とても参考になりました。本日のお話に合った効果測定などはぜひ取り入れて行きたいです。楽しみながら継続する。これを目指して一緒に頑張りたいです。

・とても興味深い話で勉強になりました。導入のための理論武装のためのデータなど意識していきたいと思います。げんちゃんの思いに感動でした。

・ツマラナイをワクワクに変えるのに6年間かかる、ハードーモードの環境があること。その中でもよく頑張りましたし、すばらしい事例でした。こんな仲間たちが繋がって、「世界を神ゲー」にする目標を掲げましょう。

話した人の感想
ハードモードの世界でゲーミフィケーションを行ってもなかなか賞賛を得ることはないので、本日皆さんから、いっぱい褒めていただき、やってきたことの正しさの確認ができ、今後のモチベーションへとつながりました。
職場内には、ゲーミフィケーションについて楽しくディスカッションできる仲間もおりませんので、みなさんと意見交換できる機会はとても勉強になります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

以上、たいへん有意義な勉強会となりました。

次回は、11月勉強会を開催予定です。
 タイトル:心理検査をゲーミフィケーション
 話す人:SOMAさん
(おわり)

#jgamifa #gamification
#ゲーミフィケーション #ゲーム要素 #モチベーション #げみー
#日本ゲーミフィケーション協会 #体験型授業 #謎解き脱出ゲーム #看護インストラクター

執筆:岸本 好弘(日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者Lv98)

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