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しつもん力を高める10の心得とゲーミフィケーション~しつもん力研修2023

 こんにちは。「世界を神ゲーに。」するゲーミフィケーション賢者Lv98のきっしーです。

東京・銀座にて、一般財団法人しつもん財団が主催する「しつもん力研修2023」に参加させて頂きました。8時間の長丁場でしたが、テーマのすばらしさと、全国からの志高い皆さん(小中学校の先生が中心)とのグループワークが楽しかったです。

一般財団法人しつもん財団
http://shitsumon.org/
「しつもん力研修2023」参加された先生の感想。
http://shitsumon.org/?p=1806

この講座は、全国の学校現場で子どもたちに「しつもん」を広めてほしいという目的のもと開催しているそうです。
【テーマ】
子どもたちの探究をすすめる魔法の質問

・子どものやる気を引き出す効果的な問いかけとは
・しつもん力を高める10の心得
・効果的なしつもんのつくりかた
・現場に発問力を導入するには

『しつもんメソッド』は、子どもに問いかけることで考える機会を与える教育法だそうです。
しつもんを通して学び、気づき、行動し、成果をあげる考え方です。しつもんに答え、その答えを書き、伝え合う、ということを繰り返していくスタイルです。


右側、黄色い服のきっしーも。しつもん財団hpより

講師は、前半が寒川井 誠さん、後半が藤代 圭一さん。講師からは、参加者にさまざまな質問が投げかけられます。

「(研修が)終わったときに、どうなっていたら最高ですか?」

「最近うまくいっていることは何ですか?」

「言われてうれしい言葉は何ですか?(10コ)」

「5年後にどんな自分になっていたいですか?」

「それを達成した相手へのしつもんは?」

「知・好・楽」の「楽」の実現と答えた私への、メンバーからのしつもん

普段は質問する側であることの多い参加者(先生なので)は、答える側として質問によって自分の気持ちがどう変わるのか? を体験していきます。

私が一番刺さったのは、
 良い質問とは、相手が答えたくなる質問。
でした。

その中でも、「しつもん力を高める10の心得」とゲーミフィケーション6要素は親和性が高い。と思いました。

しつもん力を高める10の心得
https://shitsumon.jp/sp/instructor/
ゲーミフィケーション6要素http://kishimotolab.org/jgamifa/gamificationdesign_booklet_220813.pdf

しつもん力を高める10の心得 ⇒ゲーミフィケーション6要素 対応表

1.【ジャッジしない】 ⇒6. 独自性の歓迎
2.【信じる】 ⇒6. 独自性の歓迎
3.【コントロールしない】 ⇒1. 能動的な参加的
4.【責任は100%自分にある】 なし
5.【相手と同じになる】 ⇒2. 達成可能な目標設定、3. 称賛を演出
6.【期待を手放す】 ⇒6. 独自性の歓迎
7.【目の前の人を幸せにする】 ⇒1. 能動的な参加的
8.【主役は受講者】 ⇒1. 能動的な参加的
9.【実践者であり続ける】 ⇒ゲーミフィケーションデザインと同じ、トライアンドエラー
10.【楽しむ】 ⇒ゲーミフィケーションデザイナーと同じ、自分が楽しむ
さらに、しつもん自体 ⇒4. 即時フィードバック

しつもん力を高める10の心得は、他の世の中の事例と比べて「6. 独自性の歓迎」を多く含んでいます。
我々の提唱するゲーミフィケーションデザインの中にも、引き続き「しつもん」メソッドをより良く取り込んでいきたいと考えます。

我々の協会も「しつもん力研修2023」みたいなワークショップを開催できるように早くなりたいなあ。と。
「世界を神ゲーに。」

(おわり)

#しつもん力 #しつもん財団 #寒川井誠 #藤代 圭一 
#世界を神ゲーに #日本ゲーミフィケーション協会 #ゲーミフィケーション #ゲーム要素 #モチベーション #げみー

執筆:日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者 岸本 好弘(きっしー)

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