イベント報告 子供向け「”ツマラナイ”を”ワクワク”に!ツマ→ワク教室」(8/4 奈良県桜井市立中央公民館にて開催)
※8/14 講座で使用した資料を公開しました。(下の方)
こんにちは。「リアル世界を神ゲーに変える」ゲーミフィケーションデザイナーLv98のきっしーです。
8/4(日)奈良県桜井市立中央公民館にて、子ども向け「”ツマラナイ”を”ワクワク”に!ツマ→ワク教室」を開催しました。
オリジナルのカードゲームを使って、日常のツマラナイをワクワクに変える、MP0の魔法を学ぶワークショップです。対象は、小学4~6年生。
MP0の魔法とはなんでしょう? 子どもたちが大好きなゲームがヒントになります。
参加したのは、子ども(小学生4-6学年)。併せて、保護者、高校生(ファシリテーター役)も一緒に参加しました。
全員合わせると20人以上参加。時間は2時間弱。
■ 当日の流れ
1.まず各グループの子どもたちに、質問を投げかける
各グループには、ファシリテーター役の高校生たちが、同席して子どもたちの話を引き出します。
「あなたがスキなゲームは?」「どこが面白い?」
出た意見:
⇒マイクラ 自分で作れるから、
モンハン 敵を倒してアイテムを集める、
バウンティ―(ワンピース) 全部 など
「ワクワクすること は何?」
⇒ゲーム、やきゅう、すいえい、あさごはん
「ツマラナイ(悩み)こと?」
⇒勉強、宿題、お手伝い、なつやすみがおわる
2.「ツマ→ワク カード」の説明して、お試しプレイ
お悩みカード(18枚) 勉強・家族・個人編
お友達が困っている。ツマラナイモンスターがとりついている
秘訣カード(10枚) ワクワク で悩みを解決しよう
お試しプレイ(全グループ共通)
お悩みカード:わすれものをしないようにしたい(ウッカリわらし)
秘訣カード:ガチャ・おたのしみチケット
誰かと対戦
一通り体験しました。
3.ゲームを面白くしている仕掛け3つを説明
その仕掛けを日常のツマラナイに活用しよう
1)自分で主人公を動かせる
2)ちょっとがんばればクリアできる
3)クリアしたら、めちゃくちゃほめられる
ここまで40分。休憩
4.もう一度「ツマ→ワク カード」をプレイ
こんな 悩み で困っているお友達いませんか? 2つのお悩みの中からグループごとに選ぶ
授業についていけるようにしたい(オイテイカレール) 3グループが選択
or
家族と楽しくお出かけしたい(カゾクハズカシーノ) 1グループが選択
グループのお悩みを、選んだワクワクカード(秘訣)2枚で、解決するアイデアを考えて発表。
「オイテイカレール」を倒すアイデア
⇒たのしいことを考える
⇒まなぶことのゲーム化
⇒できるようになったらしょうごうをゲットできる(しょうごうを友達ときそう)
⇒すきなものときらいなものをかけあわせる
「カゾクハズカシーノ」を倒すアイデア
⇒かぞくとモンハンナウをする
5.アドバンスクエスト:あなたのお悩みをワクワクに変えるアイデア
をワークシートに書き込む
1)あなたの悩みは?(何がツマラナイ)
2)どうしたらワクワクできるかな?(使う秘訣カードは)
とてもいいアイデアがでました。 家に帰ったら、お父さんお母さんに発表しよう。
そして、みんなでアイデアを出し合おう。
(できれば、実行しよう)
ここまで40分。休憩
6.最後は、きっしー先生とのQ&A、各自の振り返り
20分ぐらい。
■今回の工夫
・オリジナルのツマ→ワクカードを制作して使用
・子どもに、高校生のファシリテーターをつける(会話をはずませる。子どもの意見収集)
・全体で子どもに意見を発表してもらう。無理そうなら高校生に代わりに発表する
・保護者の方には、後ろの席で聞いてもらう(いっしょに考えてもらう)
家に帰ってからの続きにつなげる
■保護者向けメッセージ
ゲーミフィケーションは、”ツマラナイ”を”ワクワク”に変えます。
楽しくてハマってしまうゲーム要素を活用して、能動的に人を行動させる仕組みです。
ビジネスなどにおいて、”ツマラナイ”内容でも取り組まないといけないことが起こりえます。これを改善するだけでなく、楽しいことはより楽しくなる仕掛けを作り出すモチベーションマネジメント手法を『ゲーミフィケーション』と言います。
★8/14追記 講座の資料を公開しました。こんなワクワクするカードを使って、あなたもワークショップをやってみませんか?
スライド
http://kishimotolab.org/tsumawaku-ws/slide240804.pdf
秘訣カード
http://kishimotolab.org/tsumawaku-ws/hiketsucard240804.pdf
お悩みカード
http://kishimotolab.org/tsumawaku-ws/onayamicard240804.pdf
※ワークショップで使用したカードは、A4サイズのマルチケント紙<厚口>に、レーザープリンターにて両面印刷で印刷を行ったそうです。
チャレンジシート
http://kishimotolab.org/tsumawaku-ws/challengesheet240804.pdf
(おわり)
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