[知覚と認知について]
今日の今日まで、重要ワードだとは思ってはいましたが知覚と認知の違いを知覚してませんでした。
知覚(perception)とは外界からの刺激を感覚として知る事。また自覚をして刺激の種類を意味づけすることである。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、体性感覚。いわゆる5感です。(しかし人間には5感以外の感覚もある事を知っておくと良いでしょう。)その様な感覚的なものを知る事が『知覚』です。
認知とは(cognition)
外界のもを知覚したうえで、
それが何かを知覚情報をもとに
総合的、複合的に判断する能力。
です。
例えば、
「赤くて丸くて光ってるもの」と赤ちゃんは知覚を出来てもそれが信号機だ!とは認知する事はできません。ある程度成長してきた時に、それは信号機だよ。赤は止まれ、黄色は注意、青は進めと認知していくわけです。
人間関系が下手な人は「心の距離」を近づけすぎたり、遠くしすぎたりで、心の距離感覚•自分と相手の空間の知覚をしてないのです。シグナル•信号をキャッチしてないわけです。(それが難しいのですが...)
相手の心が赤信号を灯しているのにアクセルで進む人、いますよね。それです。
逆もまた真なりで、
青信号なのにブレーキ全開で止まってる人、いますよね。
人間同士、考えのやり取りが必要なのはその為です。
【感覚】を知るのが知覚
【知覚】を認めるのが認知
様々な知覚情報をもとに
「自分は知ってるんだ!」と認める事です。
因みに、センスとは感覚の事。
絶妙な点まで悟る心の働きです。
よって経営センスとは
絶妙な点を悟る経営における感覚的な事を言うのです。
絶妙な点がわかる故に
需要と供給のバランスが見えたり
潜在的な顧客欲求や行動予測できたり
あのスタッフは優秀、あのスタッフが辞めそうだ。
とか分かるわけです。
よくビジネス上では経営判断が大切。
と言われますが言い換えるとそれは
単に「知覚認知能力」なのです。
あとは何を認知するのか?
または認知したいか?です。
集客のプロは集客において
重要な点を知覚認知していて、
人事のプロは人事において
重要な点を知覚認知していて、
営業のプロは営業において
重要な点を知覚認知しています。
「認識出来ないものは存在しないと同様」
の言葉の真意は
知覚をしていない。認知をしていない。
という事です
これを段階のスケールにすると
知覚をしてない
知覚はしてるが認知をしていない
知覚も認知もしている
という風に段階にする事ができます
『セールス•マーケティング•プロモーションが失敗する9割の要因』はこの能力が欠けている事です。
「自分自身の能力が欠けている事」その事自体を知覚、認知しなければこの問題を解決する事は難しいのです。
これは推論です。
まだまだこの内容については、調べたり改善する余地がありますが、集中力が切れたので今日はここまで
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