見出し画像

【加熱式たばこの増税に反対する署名請願!】について

こんにちは!自由主義研究所の藤丸です😆

自由主義研究所は、所長の蔵研也先生を代表として、
「加熱式たばこの増税」に反対する署名運動をしています!(7月末までを予定しています)

5月頭から開始し、すでに30000人以上のかたに賛同の署名をいただいております(5月28日現在)。
本当にありがとうございます!

署名運動はまだ途中ですが、今回は、
「なぜ、自由主義研究所としてこの企画を開始したか」
について書こうと思います。

実は、私はタバコを吸いません。
私だけでなく、所長の蔵先生をはじめ自由主義研究所のメンバーは全員、
タバコを全く吸いません。

どんなタバコがどれだけ増税されても、
直接的には私たちには関係がありません。
それどころか、私は喘息の持病持ちですので、
タバコの煙は発作を誘発するという意味で、私にとってはタバコは有害なものです。
そして、一部の喫煙者のマナーがよくないことで、迷惑をうけることもあります。

しかし、それでも「タバコ増税」には絶対に反対です!


政府が増税の標的としてタバコを狙い撃ちするのは、
「有権者の多くが増税しても反対しなさそう。簡単に増税できそうだから」です。

反対者が少なく、当事者である喫煙者も周りの目を気にして声をあげにくいかもしれないと思ったからこそ、
タバコを吸わない私が、あえてタバコ増税反対の署名運動を始めました。


国民の多くが「増税しても、まあいいか。規制しても、まあいいか」
と思ったら、増税・規制できる、という考え方は大間違いだと思います。

少数者(喫煙者)の自由や権利を、あまりにも軽く考えていると思います。民主主義は多数者がなんでもできる、というものではありません。


また、「害があるもの・悪いものを、政府が規制すべき」という考え方は、私は好きではありません。
人によって、何が「害・悪」かはそれぞれ違います。
自分が思う「害・悪」を政府の権力を利用して、
他人に押し付けるのはよくないと思います。

タバコは健康にとって害・悪だというなら、
アルコール・砂糖・塩・脂質なども、ある意味で害・悪といえます。

健康被害のリスクを高めるというなら、
車やバイクだって、命に関わる重大なリスクを含んでいます。
他のものもそうです。

それらすべてを増税・規制すべきでしょうか?
そういう窮屈な自由のない社会は、
楽しさ・活発さのない「不自由」という非常に大きな害を生み出すのではないでしょうか。

最低限の生活に必要な規則やルールは必要ですが、
それをやりすぎると、とんでもない世界になってしまいます。

(※詳しくは以下の記事をご覧ください)


それでも、
「私には関係ない。増税に賛成はしないけど、反対もしない」
という無関心な人も多いと思います。
政治からはとにかく距離をおきたい、という人もいると思います。

しかし、
政治は、無関心な人にも関わりたくない人にも容赦ありません。

ナチスが共産主義者を連れさったとき、私は声をあげなかった。
私は共産主義者ではなかったから。

彼らが社会民主主義者を牢獄に入れたとき、私は声をあげなかった。
社会民主主義者ではなかったから。

彼らが労働組合員らを連れさったとき、私は声をあげなかった。
労働組合員ではなかったから。

彼らが私を連れさったとき、
私のために声をあげる者は誰一人残っていなかった。

これは、ドイツのルター派牧師であり反ナチ運動教会の指導者マルティン・ニーメラーの言葉に由来する詩だと言われています。

「自分には関係ない。面倒なことに巻き込まれたくない」
と思っていても、政治は放っておいてくれません。
いつか、自分の番がまわってきます。


今回はタバコでしたが、次は酒税かもしれませんし、自動車税かもしれませんし、入湯税かもしれません。
新たに砂糖税や塩税が導入されるかもしれません。

ひとつひとつの額が少額でも、それがどんどん積もって、
今や国民負担率は50%を超えています。

令和4年度の国民負担率は、46.5%となる見通しです。
国民負担に財政赤字を加えた潜在的な国民負担率は、
56.9%となる見通しです。

財務省のHPより

※国民負担率の推移
https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/futanritsu/sy202202a.pdf


今、生活が少し苦しくても「税金だからしかたない」と諦めていたら、
本当にいよいよ自由が完全になくなったときに声を上げようと思っても、
もう遅いかも知れません。

どうか一緒に増税反対の声をあげてください。
よろしくお願いいたします。


※こちらのサイトから署名をお願い致します。



よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートは自由主義研究所の活動(オンライン企画、オフ会の企画、研究員の交通費など)に大切に使わさせていただきます。※現在は研究員は蔵研也先生のみです。