024 グッドデザイン賞への挑戦(3)
二次審査は幕張で行われたのですが、会場に行ってみると、まぁ当然なんでしょうけど、私のような爺さんは見当たりません。これまでの過程で徐々に得た知識によると、グッドデザイン賞は言ってみれば企業の若いデザイナーの登竜門みたいなもので、これを取って初めて企業の中で認められる、というようなものらしい。つまり、どちらかと言えば大学の学園祭に近い雰囲気です。その中に場違いなのが一人・・・。
こういうイベントというのは時間が押すものです。待つこと数時間、一人の、私と同年配の審査員の先生が来てくださいました。そして、この場合は同年配ということが良かったんだと思います。
「こういうの、まだ売れてるんですかね」と親しげに声を掛けてくださいました。こちらから積極的に売り込みは出来ない、質問に答えるだけ、というルールですから、この質問はありがたかったです。やったぁ! B6カードを御存じだ。あとは、とてもスムーズに話をさせていただき、「供給までがシステムデザイン」という考え方を聞いていただき、さらに満足して頂きました。もしかして、行けるかな、という感覚になったのは、このときでした。
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