20200418 社会が、変わる(2)

社会が変わる。それは目の前の現実を見ていれば、誰でもが感じることだ。だが、それはマクロの動きであって、自分がそれに対してどうすればよいか、と考えると、なかなか簡単にはその最適解を見つけるのは難しいのではなかろうか。周囲でも、沢山の店が休業ではなく、閉店しようとしている。どこもが今まで続いてきたはっきりしない景気、伸びない売り上げに呻吟しながら、もう少し、と頑張ってきたところに、この打撃である。早々と見切りをつけて店じまいをしてしまった方が得策かもしれない、と一度は気弱になるのではなかろうか。

だが、根っからの商売人には、廃業はない。

よく、youtube などに、起業しても3年で何%がつぶれるからやるな、などという動画が上がっているが、私にはこれが奇妙に映る。つぶれるのが怖ければ、起業など、しない方が良い。一度で成功するなど、余りに危険すぎる。商売とは、やってもやっても失敗して、それでも他に行き場がないからまた始める、そうやって経験を積み、作り上げていくものだと思う。小さいうちに失敗を積み重ね、経験を積むことによって、ようやく企業の「舵取り」を覚える。そうすれば波風に遭っても、うまく乗り越えて行けるようになるものだ。

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