Legends of Runeterraおすすめデッキ紹介 プレビュー期間のメタを振り返る
(5月13日追記:正式サービス初期の環境をまとめた記事を書きました)
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Riotの新作DCG「Legends of Runeterra」のベータテストが、日本時間1月24日午前4時に開始されます。
この記事ではオープンベータ開始特集として、昨年11月15日から20日にかけて行われたプレビューでよく見かけたデッキや、ベータテスト開始時のカード変更を踏まえたおすすめデッキを紹介します。
はじめに
・デッキや試合のルールは以前の記事を参照
・「筆者がよく見た順」にTire分け(強さ順ではない)
・強いデッキ・おすすめデッキは「まとめ」を参照
・対戦するときに警戒すべきカードを「要注意カード」に記載
・掲載デッキはプレビュー時点のリスト
・プレビュー期間からのカード変更はパッチノートを参照
Tier 1:アグロエフェメラル、コントロールフレヨルド
・アグロエフェメラル(おすすめ)
1ターンのみ生存できるエフェメラル能力と、シャークチャリオット、魂の導き手などのエフェメラル関連カードを組み合わせたアグロ。
チャンピオンはエフェメラルフォロワーを生成できる、ゼド、ヘカリム。
イルーシブなどの回避能力持ちが多く、継続的にダメージを与えることができる。カード間のシナジーを多用するデッキだが、ゼド、ヘカリムのカードパワーが高く、それだけで押し切ることもしばしば。
プレビュー期間で最も強く感じたデッキで、ベータテストでもおすすめ。
死の刻印などを使用した、よりシナジーを重視したデッキも存在する。
要注意カード:拒絶
・コントロールフレヨルド
フレヨルドの防御的なカード、マナ加速カードと、シャドウアイルの除去スペルを組み合わせたコントロール。
チャンピオンはフィニッシュ性能の高いトリンダメアや、復活可能なアニビアが採用されることが多い。
戦母の呼び声、彷徨いし者という最重・最強カードを擁し、終盤のカードパワーは高い。
プレビュー期間に最も多く見られたデッキだが、アグロに押し切られる場面もあった。また、運命を紡ぎし石群や、アヴァローサンの炉守りなどのカードが変更予定のため、ベータテストでは勢力を減らすと予想している。
アッシュを軸とした凍結シナジーを用いたデッキや、スレッシュを使った「味方が力尽きた」シナジーを多用するデッキ、アニビアを複製して何度も出すデッキも見られた。
Tier 2:スペルハイマー、ヤスオ
・スペルハイマー
大量のスペルとハイマーディンガーを組み合わせたコントロール。
スペルを生成できるエズリアルが採用されている。
初回のプレビュー期間に93勝2敗の成績を残したことが話題になったが、当時のマッチングシステムの影響があるとの説もあり、個人的にはそこまでの強さを感じなかった。
エズリアルの変更により継戦能力がやや上がるが、影響は大きくないと思われる。
要注意カード:コリーナ・ヴェラザ、蝕む嘆き、トゥルーショットバラージ、復讐
・ヤスオ
ヤスオとスタン、リコール効果を持つカードを組み合わせたデッキ。
自身をリコールできるカタリナが採用されている。
Tier 3:デマーシア単、アグロカタリナ、アグロゼド
・デマーシア単(おすすめ)
武器職人などの「精鋭」シナジーを軸に、前衛隊の旗手を安定発動させるためデマーシアのカードのみで構成されたアグロ。
序盤の盤面形成能力が最も高いデッキで、チャレンジャー能力により最低限の干渉もできる。
多くのDCGで見られるオーソドックスなタイプのデッキで、フォロワー主体のデッキを使いたい人におすすめ。
・アグロカタリナ(おすすめ)
攻撃回数を増やす能力を持つ、カタリナを用いたアグロデッキ。
回避能力持ちが多く、カタリナの複数攻撃で一気に体力を削り取ることができる。環境最速のアグロデッキであり、使用されているカードのレアリティも低いためおすすめ。
・アグロゼド
分身能力を持つゼドを強化し、一気に体力を削るコンボアグロ。
ナヴォリの追いはぎなど強化と分身のコンボを重視したタイプと、ルシアンを使用した戦闘重視タイプがある。
Tier 4:バリアフィオラ、ティーモ
最後の2デッキは、強さでは劣るものの、特徴的な勝ち方をするため一定の使用者がいるコンセプトデッキだ。
・バリアフィオラ
フィオラの特殊勝利条件を達成するため、シェンなどのバリアを付与するカードを組み合わせたコンボデッキ。
デッキの特性上、戦闘を支援するスペルが多く、何も知らない相手を倒す力がある。
・ティーモ
ティーモの毒キノコを植えることを目的としたデッキ。
ティーモの支援や時間稼ぎとして何を使うかは人それぞれだが、シャドウアイルの蘇生・除去スペルを使ったものが興味深かった。
要注意カード:ミスティックショット、トゥルーショットバラージ、断つ者 ラーサ
まとめ
・多い:アグロエフェメラル、コントロールフレヨルド
・おすすめ:アグロエフェメラル、デマーシア単、アグロカタリナ
・対コントロールではAoEスペル、対アグロではユニット支援スペル、対アイオニアでは拒絶を警戒しよう
プレビュー期間中はこれまで紹介した以外にも、様々なデッキが見られ、多様性のある環境だった。
この環境が、カード変更を経て、ランクマッチが導入されるベータテストではどのように変化するか、今から楽しみだ。
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