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2024年箱根駅伝秘話〜勝つだけが全てじゃない〜
地震や事故の影響で、手放しでお祝いできなかった2024年初ですが、
箱根駅伝ではこんな舞台裏があったそうです。
10区では大東文化大・佐々木選手と神奈川大・酒井選手が並走しながらともに引っ張り合った影響もあり、大東文化大学は逆転。総合10位で9年ぶりのシード権を獲得しました。
大東文化大学の佐々木選手と、神奈川大学の酒井選手が、他校であるにも関わらず声を掛け合って並走したらしい。
並走の理由
競技というのは勝敗をつけるものです。
何かしらの競技をしたことがある人ならわかると思うが、何としても勝ちたいというのが本心。
駆け引きをして出し抜くのがセオリーだ。
それなのに、並走して励まし合ったのはなぜか?
ここからはよへいの推測ですが、
好記録を狙うには、1人で走るより2人のほうが効果的だったからだと思う。
勝ち負けより大切なこと
相手がいる競技で勝敗を左右するのは、
相手の実力を出させないようにすること。
「敵に塩を送る」なんてのはもってのほか。
それなのに、二人が励まし合ったのはなぜか?
それは、順位より記録を大切にしていたから。
勝ち負けを超えて、記録を狙ったからだと思います。
高め合う
競技者でありながらそれができるのは、
普段からそういう指導を受けてきたからだろう。
お互いに素晴らしいチームだと思う。
つまり、敵は相手ではなくこれまでの自分。
いかに自分を超えるかが大切なのである。
その利害が一致したから高め合えたのだと思う。
なんて書いてみたが、口で言うのは簡単。
勝負の世界で実際にできるのは凄いことだ。
最後に
この素晴らしいレースをした2人の感想を。
10区で逆転劇を演じた佐々木選手は、並走した酒井選手に「ずっと並走してくれた神奈川大学の酒井君本当にありがとう!一緒に声かけ合ったり、引っ張り合うのすごい楽しかったです!」と投稿すると、酒井選手も「こちらこそありがとうございました!」とコメントしました。
人として素晴らしいですよね。
競走ではなく協創。
これからの社会は、勝ち負けではなく目的のために高め合うことを重視した社会になると思う。
わからんけどそうなってほしいと願う。
勝つだけが全てじゃないと教えてくれた2人に拍手です。
今度は、我々大人がこのバトンを受け取る番です。
勝つだけが全てじゃない。
社会を良くするにはその気持が大切だ。
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