「メトロポリス」にはまった中学生。
深夜のテレビ放送でモロダー版の「メトロポリス」を観た。すっかりハマってしまった当時中学生の俺は、創元推理文庫に入ってた原作を読み、フレディの美声がこだまするサントラを聴きこみ、文庫のあとがきに記載されていた3時間を越える長大なオリジナル版への妄想を膨らませた。
「メトロポリス」のカッコよさを誰かに伝えたいけど友達にはそんな趣味の人は誰もいなかったので、思い余って「宇宙船」の読者投稿欄に手紙を送った。そしたら当然、年齢実名付きでまんま掲載されてしまい、「若いのに結構な趣味だね」みたいな返答を頂いた爆。この表紙(↓)の号は恥ずかしくて殆ど開いてない。
その恥ずい思いのたけが載ってしまった「宇宙船」は、どこかのタイミングで古本屋に売った。
それから10年以上経った頃、池袋サンシャインシティの古本市で雑誌の山の中に偶然同じ号を発見。運命だと諦めて買って帰った。それでも恥ずかしいことに変わりはなく、実家に預けたままで自宅にはない。