【メダロットS】2022年12月のメタゲーム

概要

 メダリーグ配信を木曜夜に行っており、レジェンド到達後に雑感をTwitterに流していました。その状態だと記載できる文字数に限界があり、参照性も悪いのでnoteに週別のまとめをしていきます。
 あくまで個人がダイヤモンド4~レジェンドまでの範囲で確認したものなので、参考程度に考えていただけると助かります。

週別環境情報

 ダイヤモンド4~レジェンドで行った試合内容をもとに、隔週のメタゲーム状況を記載していきます。
 月をまたぐ箇所がありますが、「メダリーグの切り替わり日が当月である」場合は含めるように記載しています。

第一週(2022/12/01~2022/12/07)

 2022/11/28はメダロット25周年でした。めでたい話です。今週はそれに合わせて、毎日1回のボーナスロボトルイベントが行われています。
 追加機体は27日に突発で実装されたリアリラ2と、1日に追加されたスワロウテイルとヘルウィーバーの合計3体。リアリラ2は女型初のトルネードを持ってきてくれたのが大きいです。ヘルウィーバーは威力が高めの右腕サンダーショット、スワロウテイルは珍しいトラップ二種を持っています。ヘルウィーバーとスワロウテイルはメダロッターガチャに合わせた実装という形ですが、戦略自体では採用できるかもしれません。
 機体以外では、メダロッターガチャにクリスマスバージョンのサイカとクレソンが来ています。サイカは9の、クレソンは8のロボロボ団幹部として出た女性キャラですね。この手の衣装はガールズミッション組が実装されるまで無いと思っていたんですが。
 今回は女型限定で山地地形。いつも通り、支援により気味な環境。盾役よりも支援1~2という構築が多めで、回復で繋いでいる間になんとか勝つという雰囲気が強い環境です。男型限定とくらべて高火力なパーツが無く、かろうじてサクリゴーストを1体組めるかという状況。チーム内のシナジーも男型とくらべて低め。ディスターバンスはやや多めなので、トラップバスター足は採用しておいたほうが良いかもしれません。
 珍しく驚異と感じたのはギガガトリングで、状況によっては高火力を叩き出す。というより、サクリゴースト以外で打点が出るのがハードネステンかドレザディエーチのパーツなので、これによりがちと言えなくも無いです。

第二週(2022/12/08~2022/12/14)

 今週は進撃ロボトルが実施されています。また、12/8からアニメのメダロットが配信開始となっており、それに伴った期間限定のミッションも追加されています。
 追加機体はゴッツハリーン。腕トルネード機体も大分増えてきました。頭タイムアタックはサイドキッキーがありますが、あちらはHvパーツ。また、ゴッツハリーンの頭はバランスが良く使いやすい形になっています。射撃と格闘が混じっているので、純正よりパーツ取りとして使用するのが優秀な機体だと思われます。また、ファーストエース・クローテングー・ニンニンジャ・レディジェットとトルネード・アンチエア持ちの機体が合わせて復刻しています。これに加えて、プリミティベビーがパーツチューンナップに対応しました。脚部特性強化で増加CGが増すので、この点が有用そうです。
 今回は制限なし草原地形。フルアタと支援機入りが半々という様子ですが、どちらかというとツジギリにどう対策するかの差のようです。フラッシュ+ツジギリのようなコンボ火力もしくは高火力で短期決戦する人はフルアタに近くなり、ガードするなりコンシールでカットするなりを選択した人は支援機が入るという形です。
 先月はツジギリばっかり使われるという話になりましたが、実装から時間が経ったことでメタゲームがちゃんと動いているようです。ツジギリ対策の構成が増えたことで、出てくるチーム構成の幅が増えたように見えます。とりあえずツジギリを振れば勝てるという状況では無くなってきたので、使うなら使うでしっかりチーム構成を考えないといけなさそうです。

第三週(2022/12/15~2022/12/21)

 今週はメダロット再リローデッドのコラボイベントが実施されています。各色のチケットを溜めて景品と交換するタイプですね。このイベントは試行回数を増やして景品交換したほうが楽です。とりあえず、替えの効かないパーツとメダルを回収することを最優先にしましょう。配布されているメダルはどちらも有用です。
 追加機体はオルドスペルビア。希少なコンフュージョンとブロウアウェイを持ってきてくれているので、これらのパーツを持っていない人は回すと良いと思います。また、リローデッドに関連がある機体の再ピックアップが行われています。
 今回は男型限定アリーナ地形。フラッシュ+ツジギリが多めの環境です。男型限定ということでフルアタのような攻撃寄りの構成が多く、それをいなせれば楽になります。ただ、スルーアタックの脚部特性をもつケンダーマが地形的性の良い環境なので、ガードをしたから安心というわけではないことに注意したいところです。
 ガード機体だけでなく、コンシールを採用した構成も見られました。コンシールは貫通を無効化出来るため、ツジギリ以外にも対応できます。集中攻撃に弱いのが難点ですが、上手く使えればガード機体よりも耐えられる可能性はあります。このあたりは好みやチーム構成によって、採用を考えると良いです。

第四週(2022/12/22~2022/12/28)

 今週はイベント無し。しかし、アップデートによってパーツミッションが常時解放されるようになりました。分類上は特別イベントです。これで、パーツチューンナップをしたい人にはやりやすくなりました。こういうアップデートはありがたいですね。
 追加機体はシィアンロンとクイーンブレード。両方ともメダロット9に登場した機体です。また、メダロット9から7周年ということで、関連機体がピックアップとして来ています。シィアンロンはGCが10必要とはいえ、変形後に弾数制限無しでデスロックを撃てるのが強みのようです。クイーンブレードは、現時点で女型唯一のカウントダウン持ち。Hvパーツとはいえ、使いたい人は回すのはありかもしれません。両方とも脚部がシェイプメモリーというのは面白い共通点です。
 今回は制限無し岩山地形。直近の岩山地形は10月6日の女型制限と9月29日の純正制限。制限無しは8月11日です。山地でも制限無しは8月なので、久しぶりの環境といえます。相変わらずツジギリは多いものの、ツジギリが軸になってメタゲームが形成されています。ツジギリ対策でガード機体が存在しており、そのガード機体対策でデストロイが厚めに採用されたり症状パーツが多かったりするという環境です。また、飛行足なら岩山適正Aなので強引に履いてくる機体が見られるため、これ対策でアンチエアが採用されることも。今まではトブンダーが採用されることが多かったのですが、ばしょうせんやツェーキョウカンのように、トブンダーよりも充冷の高い飛行足が増えたのも影響していそうです。ただ、アンチエアを持つ場合は安全のためにトルネードも採用されることが多いので、アンチエアを積む場合は構築と相談しましょう。
 ガード機体対策としては、デストロイだけでなくディスターバンスも採用されています。何かしら支援機を採用するなら、そのあたりを視野にいれて調整しましょう。

第五週(2022/12/29~2023/01/05)

 今週は進撃ロボトルと、年末年始イベントが行われています。年末年始イベントの方は、過去配布のメダルがもらえるので、持っていない人は回収しておくと良いです。
 追加機体はエビスシチフク。四体目の七福神機体になります。機体内でシナジーが完結しており、左腕のアーマードレインは攻撃と回復が同時にできる性能を持ちます。この手のタイプは低威力になりがちですが、十分な威力を持っているので回復量が期待できそうです。但し、ゲージ消費が必要な事には注意。
 今回は制限無し凍土地形。ツジギリが脅威なのは変わらないのですが、ツジギリ対策で数が増えてきたガード機体対策が増えてきました。デストロイの採用は一枠では無く二枠になっていたり、スリップが持ち出されることも。地形の都合でディスターバンスも多く、ガード機体に頼りすぎる構成は厳しい環境です。私はガード機体を入れた構成を使っていますが、ガードを崩されての事故が何度もありました。高火力の短期決戦型の方が合うかもしれません。他に興味深い点としては、アンチシーが持ち出されるようになったことです。ミズラハレヴィアに加えてエビスシチフクが追加されたことで実用的な潜水脚部が増え、採用に足る環境になったことが理由だと思われます。しかし、アダプターでの地形対応や飛行脚でのゴリ押しの方が多い事と、トルネードのような脚部を潜水扱いに変える症状はないので、アンチシーを使うならそれらの点に注意したいところです。

今月のまとめ

 ツジギリが軸の環境には変わりないものの、ツジギリの対策によってメタゲームが動いているという状況になっています。単純にツジギリを潰すだけで勝ちということはなく、むしろ環境は複雑化している様に見えます。今後はツジギリそのものと、ツジギリ対策で出てきたものの両方を対策する必要があります。
 また、2023年1月19日で現在の形式のメダリーグが終了し、新形式への移行が発表されています。これにより、環境を探るのはかなり難しくなりそうです。


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