見出し画像

性格とプレースタイルの共通点 ‐エスパニョール選手寮生活日記㊽

というテーマで記事を書こうとしたのだが、性格とプレースタイルに共通点があるのなんて、当たり前のような気もしてきた。まぁ、感じたことを書いてみよう。

紹介

■デ・パブロ
ポジション:MF左   
性格:決してあつかましくはない豪傑&変態系
プレースタイル:ファールを受けたら大げさなリアクション。一対一の駆け引きは、かなりうまい

■フリアン
ポジション:ボランチ 
性格:優しい感じのあまり感情が表に出てこないタイプ
プレースタイル:懸命に自分の仕事をしようとするタイプ。正確性は高い。

■フランシス
ポジション:トップ下 
性格:とりあえず、いろいろおちょくりたがり
プレースタイル:チーム一のテクニシャン。プレー中はちょっとわがままなのかな?と思える面も見え隠れする。

■ダビッド
ポジション:MF右   
性格:誰とでも仲良くなれるような感じのいい明るい子
プレースタイル:自分のやることをきっちりとこなす。少しだけ、あいつは優しすぎるとの評価も聞こえてくる。

■ミゲル
ポジション:FW    
性格:バカっぽく明るい
プレースタイル:テクニックもあって、ボールをとられたら取り返す、負けず嫌いのプレースタイル。天才肌なのかもしれない。

■チネ
ポジション:GK    
性格:明るい
プレースタイル:キーパーということもあって、よくしゃべる。純粋にいいキーパーである。

■エステバ
ポジション:FW    
性格:多くは語らない感じのおとなしいタイプ
ポストプレーヤーとしてツブレ役をソツなくこなす。あまり相手に食って掛かるようなところはない

だいたい性格とプレースタイルはあっている。むしろ当然なのかもしれない。

気質

スペイン人の気質として、人に対してなつっこく、やさしいという面がある。アテネでイタリアの若手チームを見たが、自己中心的な考え方を持っているようなプレーが多く目に付く印象だった(もちろん、その一戦で判断できるわけがなく、カウンターを喰らわないための戦術だったのかもしれないが、あくまで印象の話)。
そういった雰囲気が、スペインのチームにはほとんどない。

加えて言うと、ここスペインではサッカーだけじゃなく、精神的にも相手と戦うことが日常的になっている。

たとえば、おちょくられたりちょっかいを出されたりすると、(かなり)しっかりと(素手で)反撃する。

自己主張も、もちろん強い。

イビキかいてたら無理やり起こすし、音楽がうるさいとちゃんと他の部屋まで行って抗議する。お互いにそれに慣れているから、それで仲が悪くなることはない。

日本人特有の”遠慮のストレス”なんてものは無さそうだ。
それは明らかに文化の違い。

サッカーにおいても、日本人の得意なポジションや役割、スペイン人にあっているプレースタイル、といったものがやはり存在している気がする。


★ ↓↓↓ ★ よければ1話から順番にどうぞ【目指せ!ドラマ化】

エスパニョール選手寮生活日記 記事一覧
https://note.com/notes?page=1&magazine_id=546064

【名作選】
◆エスパニョール選手寮生活日記[再編]-始まりはフィデウア
https://note.com/jets8/n/nc08088837ed7
◆「君はサッカーで生きていくつもり?」17歳ギティは「無理だ」と答えた
https://note.com/jets8/n/n450e3e521c19
◆一流選手を育てる食事<朝飯編>
https://note.com/jets8/n/n98b8b3e2631a
◆一流選手を育てる食事<昼・夜編>
https://note.com/jets8/n/nc7a7979f1627


<再編集過程で何かしら協力してくれた人たち>
『人生RPG攻略』 https://okekolog.com/

いいなと思ったら応援しよう!

ライター守本●インタビュー取材実績2000件以上(主にスポーツ)
芋けんぴが好きなので、芋けんぴ代にさせていただきます。お仕事のご依頼もなんなりと。本当はWEB制作・企画、運用などが軸です。写真撮影、動画編集、サーバ管理、コーディングと、制作に必要なことはだいたいやれます