クリスマスのカップルの過ごし方‐エスパニョール選手寮生活日記㊷
時は2004年11月28日。クリスマスが近づいている。
海外の人たちは基本的に、家族とクリスマスを過ごす。日本は恋人同士で過ごさないと”負け組”みたいなイメージがあるけれども。
そのへんについて、パブロと話した。
わたし「パブロって恋人いるけど、クリスマスってどうやって過ごすの?」
パブロ「もちろん、みんな家に帰るよ」
わたし「やっぱり。日本ではカップル同士で過ごすのが普通なんだよ」
パブロ「ふーん」
わたし「たとえば、オレに恋人がいるとして・・・」
パブロ「うん」
わたし「オレが『じゃあ、今晩は家族と過ごすから帰るね、アディオース』って彼女に言ったとすると、彼女は『私の事好きじゃないのね、フン』って言って、”永遠にアディオス”よ。」
パブロ「一般的にこっち(スペイン)なら、オレがたとえば彼女を家に連れて行ったとすると・・・」
わたし「ふん、ふん」
パブロ「うちのお母さんが、彼女に『アディオース』って言うよ」
ハハハ、ウマイこというね、パブロ君。
いつから日本は、彼女のために高いプレゼントや、オシャレなレストランを予約しておかなければいけなくなったんだろうか。興味が沸く。
★ ↓↓↓ ★ よければ1話から順番にどうぞ【目指せ!ドラマ化】
エスパニョール選手寮生活日記 記事一覧
https://note.com/notes?page=1&magazine_id=546064
【名作選】
◆エスパニョール選手寮生活日記[再編]-始まりはフィデウア
https://note.com/jets8/n/nc08088837ed7
◆「君はサッカーで生きていくつもり?」17歳ギティは「無理だ」と答えた
https://note.com/jets8/n/n450e3e521c19
◆一流選手を育てる食事<朝飯編>
https://note.com/jets8/n/n98b8b3e2631a
◆一流選手を育てる食事<昼・夜編>
https://note.com/jets8/n/nc7a7979f1627