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クリスマスには丸太の人形のナニが・・・‐エスパニョール選手寮生活日記53
バルセロナにサンタクロースは来ない。
サンタクロースのことは、こっちでは「パパ・ノエル」と呼ばれ、単なるキャラクターの一人になっている。
まぁ、といってもいろんなとこにサンタさんの人形はあるわけなのだが。
それよりも、1月5日夜にやってくるという東方の三賢王(っていうのかな?)っていう人たちが、キリストにしたようにプレゼントをくれる、っていうのがメジャーな習慣らしい。
そのスペインのNavidad(ナビダッ)=クリスマスでは、丸太のお化けがウ○コをして、それがプレゼントになるらしい!
なんとエキセントリックな文化だろう。
写真を見てもらいたい。丸太に顔が書いてある。
これは路上の露店に売っていたものだ。これがプレゼントをくれるらしい。いったいどうやって???
儀式の順番はこうだ。
1.この名前不詳の微妙なかわいさを誇る人形のお腹の部分に布を被せる。
2.お父ちゃんたちが子供に言う。
「ハビ君(仮称)が一年間いい子にしてたなら、このお人形さんがプレゼントをくれるんだよ」
3.お父ちゃんたちは、もう一本丸太(棒?なんか叩くもの?)を取り出し、さらに続ける
「この棒をあっためて、このお人形さんのお腹を叩くと、お人形さんがウ○コするんだよ」
4.ハビ君は喜んで、台所のガスコンロ(想定)に棒を燃やしに行く。
★この間にお父ちゃんたちはプレゼントを布の下にセット!
5.ハビ君は楽しそうに人形のお腹を叩いて、「まだかな、まだかな~」なんていう展開に。
6.「そろそろウ○コしたんじゃないかぁ~」といって、布を取ってみるとセイント★セイヤのフェニックス一輝がぁ!!
※以降3~6リピート
なんていう展開らしい。まぁどれだけ本当なのか知らないが、そういう文化があるのは確かなようだ。
でも最も一般的なのは、家族でメシ食って、クリスマスジャンボ宝くじの抽選結果を見る、というのがレギュラーらしいけどね。
ところ変われば、文化も変わる、ということで。
<2004年12月20日日記>
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<再編集過程で何かしら協力してくれた人たち>
『人生RPG攻略』 https://okekolog.com/
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