Jet_Silly (Hideki H)

または尻。 地を這うDTMer/老人系ボカロP(多分)。 根っこがプログレ。元インドネシア在住。 詳細はTwitterで。 ■https://twitter.com/Jet_Silly

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または尻。 地を這うDTMer/老人系ボカロP(多分)。 根っこがプログレ。元インドネシア在住。 詳細はTwitterで。 ■https://twitter.com/Jet_Silly

最近の記事

インドネシアの推しのバンドーDISCUSに関するあれこれー(5)

2005年のDiscus(*CDリリースの話は落ち着いたので、今回からタイトルを変えました) Museaからワールドワイド盤がリリースされ徐々に知名度を上げていくDiscus。プログレッシヴ・ロックのバンドとしては出身国のユニークさからも各媒体から注目され、欧州のフェスにも招聘されます。映像でもよく知られているZappanale出演もこの流れにあるのですが、このあたりの事情については当時のTempo誌の記事で端的にうかがえるので、ベタ訳+一部意訳、にて紹介したいと思います。ま

    • 昔インドネシアの推しのバンドのCDを日本で出した話 ーDISCUSに関するあれこれー(4)

      「インドネシアから世界最高水準のプログレバンド登場!」 2003年6月某日、ピンク色の帯の煽り文句と共に、世界に先駆けDiscusの日本盤がCDショップに卸されました。 SNSはまだ普及せず、ブログすら黎明期の時代、発売後の目立った反響を直接知る術はありませんでしたが、西新宿の有名店GardenshedではWebsiteトップページで紹介され、大手チェーン店では、店頭で再生されるとその場で売れるなど、所謂「辺境プログレ」の愛好家の間では相応の注目を集めたと思います。少なくと

      • 昔インドネシアの推しのバンドのCDを日本で出した話 ーDISCUSに関するあれこれー(3)

        2001年のDiscus米国ツアーののち、Discusは時を経ずして再び海外でのイベントに招聘されます。2001年3月のメキシコで開催されたBaja Prog、OrmeやSolarisと言ったバンドも出演したこのイベント、Discusに対しては大きな反響があったようです。 また国内のプログシーンもにわかに盛り上がりつつありました。Andy Juliasのリーダーシップのもと、アンダーグラウンドで活躍していた同傾向のバンドが集結、インドネシア初のプログレ・フェスが9月に開催さ

        • 昔インドネシアの推しのバンドのCDを日本で出した話 ーDISCUSに関するあれこれー(2)

          DISCUSの米国ツアー前回触れたように、2000年10月、バンドは初の海外公演を米国で敢行しました。今回はその時の様子を雑誌News Music2000年11月号の記事を元に紹介したいと思います。 記事はカバーを含め、約5ページ。内容は演奏や反響以外にも、空き時間に誰誰は「散歩した」だの「Tシャツ買いに行った」だの、お上りさんの旅行記みたいな部分もあり、流石にその辺は割愛しますw。まあ舞い上がってる感が伝わって来るので、印象を損ねているわけではないですがw で、米国ツアー

          昔インドネシアの推しのバンドのCDを日本で出した話 ーDISCUSに関するあれこれー(1)

          はじめにDiscus(ディスクス/ディスカス)という、インドネシアのプログレッシヴ・ロック・バンド、ご存知の方も結構いらっしゃると思います。日本では「ごった煮」「闇鍋」とも形容されたその破天荒な音楽性に加え、「ゼロ年代前半当時」においては「東南アジアのプログレ・バンド」であること自体が十分ユニークでした。彼らの知名度を爆発的にあげた2ndアルバム「Tot Licht!」。この作品は本国や世界に先駆け、2003年6月に日本で先行発売されたのですが、この「日本盤リリース」には私自

          昔インドネシアの推しのバンドのCDを日本で出した話 ーDISCUSに関するあれこれー(1)