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【報告⑪】養成講座を受講する

元ネタはこちら。

つい先日、性暴力対応看護師の養成講座を無事終了しました。講座について詳細は書けませんが、感想を言いますと、感無量の一言です。


最近のことですが、信頼する看護師の先輩に私の被害を打ち明けるということがありました。

先輩は一言、
「本当にそういう人がいるんだ。」と。

ショックとかではなく、すごく素直な感想だと思いました。

多くの人が、性被害を受けたことがある人を見たことがない、周りにいないと言うでしょう。

でもきっとそれは被害者が言っていないだけの可能性があります。
性暴力について少しずつ認識が変わってきていますが、まだまだそれを周囲に言える環境ではありません。レイプ神話を信じている人もいるし、被害者にも非があると考える人が少なからずいるからです。最近話題の騒動などを見ていると、二次加害は当たり前のように起きています。

そんな社会の中で、多くの被害者が皆さんと同じように日常生活を過ごしています。ある人は傷を抱えながらも回復し、ある人はまだ暗闇の中にいるかもしれません。

今回の講座を1年間受講し、改めて感じたこと。それは性暴力被害者に対して、

あなたは絶対に悪くない。
あなたは一人ではない。


そう伝えられる人間でありたいと思いました。

そして専門的に性暴力を学んだ医療従事者として、適切な声がけと初期対応をしようと心に誓いました。それは私たちの言動一つで、被害者の回復を助けることにも妨げにもなるからです。

これまでの看護師経験が全て試されるような濃厚な1年間でした。
講座終了後落ち込んで寝込むこともあったけど、ここまで頑張った自分を褒めてあげたいです。

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zoé
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