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神様へのお願い

このところ目を覆いたくなるような乳幼児虐待事件の報道が続いている。

私たちには理解し難い容疑者の心理と、「あぁまたか・・・」と言わざるを得ない家族関係。

一体いつになったら虐待事件のニュースはなくなるのだろう。

赤ちゃんの魂は生まれる前に空から眺めていて、
「あのママがいい!あのママのところに生まれたい!」と自分で決めるのだというのを、胎内記憶の本で読んだ。

大人でも辛い病気に罹っても、自分たちの宿命を知っていて生まれてくるという話に思わず涙が溢れた。
虐待を受けると分かっていてもそうなのだろうかと時々考えることがある。

神様はその子がこれから立ち向かう人生のことを分かっていて、「大変だけど大丈夫?」と質問したりしないのだろうか?止めたりしないのだろうか?

それとも「この子なら大丈夫!」と思ってこの世に送り出すのだろうか?

もしそうならば、神様にお願いがある。ありったけの愛をその子達に授けてください。

生まれてからどんな状況であろうとも溢れるほどの愛をもらう子もいるし、そうでない子もいる。子供達が等しく愛を受け取れますように。

そして私たちは、その子達が存在するだけで無償の愛をもらうことができている。どんな子もふわふわのクッションで受け止めてあげる準備をしなければならないのが、社会だ。

そしてもう一つ神様にお願いがある。
もしその子が予定より早くお空に帰ってきたら、ぎゅーっと抱きしめてあげてほしい。よく頑張ったね、とぎゅーっとしてあげてほしい。短い人生だったとしても絶対に意味はある。

そんな私たちもみんな赤ちゃんだった。

「あのママがいい、こんな人生になるみたいだけど私、頑張るよ!」と神様に言って私も空から来たのだろうか。




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