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頭部は山、顔は海。

今日病院、いや、美容院に行ってくる。

その美容院にはもう何年も通っている。置いてあったヘアケア用品が私好みで、ヤモリのように張り付いて中を覗いていたところを、オーナーの奥様が声をかけてくれた。
(よっぽど怪しい人だったに違いない)

カットもとても上手だし、髪質が良くなったことがなによりも嬉しい。スタッフさんも皆とても親切で丁寧だ。

時々シャンプーを担当してくれる方がヘアマイスターという資格をお持ちとのことで、シャンプーの時に私の頭皮の状態を教えてくれる。「今日はちょっと硬いですね」とか、「お!今日は柔らかい!」と伝えてくれるので、私は彼女に褒められたいがために頭皮マッサージを頑張っている。

約1ヶ月前に日テレの「世界一受けたい授業!」というのを見ていて、頭ほぐしと顔ほぐしというのを知った。

マスク生活が長く続いているので、顔の荒れやたるみが気になるという人が増えているとのこと。頭皮と顔の皮膚はつながっているので、たるみを改善するには顔だけでなく頭皮もほぐしてあげるのが効果的なんだとか。

どんなに高い皺を改善するクリームを塗っても、筋肉自体が緩めば皮膚も緩んでくる。そこで私は以前からこう思っていた。

頭部は山、顔は海。


森と海は遠いようで実は密接につながっていることは、皆さんご存知の通り。豊かな漁場を取り戻すために、漁師さんたちが中心になって植林に関わっているというニュースも見たことがある。山の豊かな栄養は海に繋がっているというわけだ。

これまでダムのように水を蓄え、木の根っこが地盤を支えていた森が、森林伐採などでその力が弱くなり、結果的に大雨などで土砂崩れを起こす災害が起こっていることも事実。

例えが適切かはわからないが、私たちの頭皮も緩めば、それと直結している顔の皮膚にも皺寄せがくる。まさに頭部と顔は「山と海」の関係なのではないかと以前から考えていた。

というわけで、私も世界一受けたい授業!で紹介されていた顔と頭ほぐしを1週間試してみることに。そしてこの1週間はスマホを見る時間を1〜2時間に減らしてみた。

最初に後頭部のこりをほぐしていくのだが、手を猫の手にして第一関節と第2関節でできた平な部分で小刻みに動かしながら、上から下へ向かって1~2mm筋肉のこりをほぐす。これを初めてやった時・・・・

ギ(ギ?)

ギャァああああああ〜〜〜!


と声が出た(恥)。あまりに凝り固まっており、ちょっと動かすだけで痛い。痛くてゴリゴリできない・・・・涙。

それでも毎日続けていくと痛みをあまり感じなくなった。スマホを見ている時間と関係しているのではないかと自分で思っている。

これが終わったらあむあむマッサージに入る。興味のある方は本を見ていただきたいのだが、親指でこめかみを押さえ、グッと上に持ち上げ、人差し指、中指で頭部を支える。その状態で「あむあむ」というと、顔がちょっと引き上がった感じがする。

次はえおえおマッサージ。これはTwitterでやり方が掲載されている。

そして次に紹介されていた「うんうんイヤイヤマッサージ」。

これをやった後の目のスッキリ感といったらない!やり終えると目がぱっちり開くようになる。頭の重みで寄りかかり、筋肉に垂直に圧をかけることがコツらしい。

最後にこの「らりるれろマッサージ」。

私は2重アゴではないが、スマホの使いすぎで首が縮こまっているなぁと感じていた。

これらのマッサージに加えてヨガで広背筋や胸鎖乳突筋を伸ばすポーズをやってみた。個人の感想だが、額の皺が薄くなり、えおえおマッサージの効果でほうれい線も薄くなってきた。

そして最初に悲鳴を上げていた後頭部のゴリゴリマッサージも続けている。スマホの使用時間と比例して痛みが増すことに気づいたので、スマホをなるべくスイッチオフにして過ごすことを心がけている。

シワやシミはどうしたってできてしまうのでそれは仕方がないことだが、年齢を重ねたときに、それらが自分のチャームポイントと思えればいいなというのが私の考えだ。

加齢で下がるのは仕方ないとしても、スマホの見過ぎなどで加齢が加速するのは嫌なので、自分で気軽にできて気持ち良くなるのはいいことだなと思ってる。

そして、「頭部は山、顔は海」。

我ながら名言だなと思っている。

さて今日の頭皮はどんな具合だろうか?
ヘアマイスターさんの言葉が楽しみだ。



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