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第4夜 煮込む時間は無いけれど、カレーライスなサムシングは食べたい、と思ってドライカレー。

ふつーにカレーライスが食べたかったのですが、その日の夜は「これから煮込むぞ」というのには時間が少々足りませんでした。だけれど、どうしてもカレーライスを味わいたい。カレーライスなサムシングなら何でもいい。と考えたところ、ドライカレーならどうかと思い当たりました。ドライカレーは、ひき肉を中心素材として、それに合わせて具材を全部みじん切りにするから、火が通るのも早い。ようし、作ったろっ。

ドライカレーを作るのは初めてだったので、検索してしまいました。参照したレシピは以下の2つです。何気にSEOでクックパッドと競っている楽天レシピのランキング上位のものです。この2つを自分の環境に合わせた上で、折衷させて作ることにしました。

挽き肉と刻んだ野菜を炒める、というのは今となっては見慣れた光景になってしまっているので、調理としては簡単なものでした。冒頭をご覧になっての通り、見た目的にはまずまずだと思います(若干ドライ過ぎるかもしれませんが。あとそもそもドライカレーが写真映えしないのかも)。

さて、肝心の味の方は、今回はドライカレーなのにも関わらず、前回のポークカレーと同じく味が決まらず

ワタクシ、カレーに関して「味が決まらず」とここ最近よく言うている気がするのですが、これ何を言いたいのでしょうね。そこで考えて見たのですが、こういうことだと思います。カレー料理なのにカレー粉がまだ主張していて、そこがどこか気持ち悪い。

極めて単純化して言うと、料理(調理)というのは、素材に何らかの変化を与えて人の口にあったものにする、という側面を持つものだと思います。しかし、私が今うまくいかないでいるカレーの場合、その「何らかの変化」が起こらず、素材としての「カレー粉」がそのまま残ってしまっているわけです。

原因がわからないので困っています。S&Bのカレー粉(赤缶)のテイストが自分に合っていないんじゃ無いか説が浮上しているのですが、すぐ道具のせいにするのは昔からの悪い癖ですね。

もう少し、試行錯誤が必要かな。

とりあえず、ごちそうさま。

(念のために述べておくと、失敗失敗言っておりますが、普通にパクパク自分ではうまいうまい言うて食べてはおります。その辺の最低限の美味しさ、というのを確保するくらいの調理アベレージは確保できております。が、これを誰かに食べさせる、となった場合、言い訳も添えて提供せざるをえないなあ、というのが実情でそこが苦しいのです。別にいつか店を開きたいわけでも喜ばせたい相手がいるわけでもないのですが……)

ちなみに、以前、餃子について書いた文章で、ひき肉の「形が定まっていない」という特徴に注目し、これを食べる方法として大きく3つに分類しました。今回のドライカレーは、このうちの3番目である「道具にまかせる(≒スプーンですくう)」にあたります。


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