見出し画像

アレルギー持ちのうちのわんこは何が食べれる?を支えてくれた「レティシアン」【#推したい会社】

12歳のとき、トイプードルと暮らしはじめた。ちょっと濃いめのアプリコットの毛色で、名前は「モカ」。
人に名前を伝えるたびに「本当にモカ色ね!」「ぬいぐるみみたい!」と言ってもらえる、安定の収まりの良さと可愛さを持った子だった。

モカは2022年に今回の犬生を終えてしまったのだけれど、彼の犬生の大半を支えてくれたありがたいドッグフードがある。

「レティシアン」という会社が販売している「アランズナチュラルドッグフード ラム」である。

https://laetitien.co.jp/

https://laetitien.co.jp/products/dogfood/naturaldogfood/


初めての犬はアレルギー持ち

モカは、私にとって初めて一緒に暮らす犬だった。

実際に飼いはじめる前に「トイプードルの飼い方」みたいな本を何冊か読んで知識はつけたけれど、やはり本で読むのと実際に一緒に暮らすのとはまた別の体験になるものだ。
筆頭はアレルギーだった。

モカが頻繁に肉球の間を舐めて赤くただれさせてしまったり、口周りや耳を何度も掻いて赤くしてしまったりするのを見て、病院に連れて行った。

病院では皮膚につける薬を処方してくれるとともに、「アレルギーのせいかもしれませんね」との助言。
一度アレルギーの有無を把握しておこう、となって、品目数の多いアレルギー検査を受けてみることにした。
モカは偉くて、いつも静かに採血や注射を受けてくれる。

返ってきた結果表はすごかった。アレルギーまみれすぎる。

花粉のアレルギー。家の周りに生えている雑草の数々。
食べ物のアレルギー。米。牛肉。魚肉。その他あれこれ。
そのほかのアレルギー。ハウスダストに観葉植物……。

獣医曰く。室内犬は、ハウスダストアレルギーを持っていることは多いという。(室内で暮らすため、アレルゲンに触れる機会が多いから)
それにしてもモカのアレルギー反応はとても多かった。

私(と親)は困り果てた。モカは散歩中に草むらに草むらに分け行っていくのが好きなのに、その草むらにはアレルゲンがいっぱいだ。
これまであげてきたドッグフードの原材料表示をあらためたら、主原料が「牛」とか「米」とか書いてある。
私たちはモカにアレルゲンを与えてきてしまったんだ!


モカが食べられるフード

そんな時に親が発見したのが「レティシアン」という会社が販売している「アランズナチュラルドッグフード ラム」だった。

名前の通り主原料はラム肉で、ラム肉はモカもアレルギーなく食べることができる。
ホームページや、届いた商品と一緒に入ってくるパンフレットなどには、これまで他のフードに全然食いつかなかったわんちゃんねこちゃんの食いつき改善エピソードなども掲載されていた。

モカは食いしん坊だったので食いつきで悩んだことはないけれど、多くのわんちゃんねこちゃんがもりもり食べるフードを作っている会社なら、きっと美味しいフードに違いない。
実際にあげ始めてみると、モカももりもり食べてくれた。

草むらへの冒険を完全に止めることも、ハウスダストを完璧に除去することもできないからアレルギーが綺麗に消え去ったわけではなかったけれど、皮膚症状や痒がる様子は格段に減った。レティシアンの力は大きい。

健全な香りのする会社 レティシアン

数年前、モカと一緒に引っ越しをし、それを機にドッグフードを注文するのは私の仕事になった。

以前は親の名前で届き、親が開封していたレティシアンのかわいい箱。
今度は私の名前で届くので、私が開封して管理する。パンフレットにも目をとおす。
するとレティシアンの推しポイントに気づいた。

ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの近くに配送があると、追加のお知らせ紙が入ってくる。
そこには「〇〇(長期休みや祝日の都合)のため、お返事や配送が遅れる場合がございます」的な文言が書かれてあるのだった。つまりはちゃんと会社的な休みを作っているということであろう。

私は全社を上げて年中行事の時を休日にするような会社が大好きだ。ワークライフバランスを大事にしている感じがあるというか。社員の個人としての人生や家族とのつながりにまで心を配っている感じがあるというか。

ドッグフードはいつもまとめて注文するようにしているので、少し配送ペースがのんびりするからといって困ることもない。モカが美味しく食べるドッグフードに関わる人たちも、それぞれの休みを満喫しているといいな……などと、顔も知らぬレティシアンの社員さんたちに思いを馳せたりした。


およそ2年前にモカは亡くなってしまい、以来うちには人間だけが住んでいる。
レティシアンからドッグフードを注文することは亡くなってしまったけれど、あの会社から感じたホワイトな空気は心に残っており、今回「推したい会社」の投稿企画を見つけた時にも真っ先に頭に浮かんだ。


レティシアンの社会貢献

最初は親が見つけてきた、というちょっと距離のある出会い方をしたレティシアン。
少し経つと自分でモカのフードを注文するようになり、会員登録をしたレティシアン。

今回懐かしさと、この記事を書くための情報収集として久々に公式サイトを見にいくと、「社会貢献活動」というセクションがあることに気づいた。今まで知らなかったが、レティシアンから漂うホワイトな雰囲気は社員の休みからだけ香るものではなかったのだ。

災害時のペットフード支援。
ペットフードの寄付。
福祉施設への業務委託。

ページには大きく三つの活動が表示され、こんなこともやっていたのか……!と驚くとともに、誇らしくなった。
こんなに色々考え実行しているところから、私はモカのごはんを買わせてもらっていたんだ。

まだまだレティシアンと関わりを持ち、応援したいなと言う気持ちも湧いた。株主になったらいいんだろうか……?


思い出と紐づく、美味しそうなごはん

モカが美味しそうに食べていたペットフードが、実際に美味しいものであったなら良いなと思う。
が、流石に味見したことはないし、ガリガリのドライフードは人間の歯では噛めない。

それでもモカが美味しそうに食べていたという光景とか、定期的にかわいい柄の箱が届いたな、とか、ホワイトそうな会社だなと印象していたこととか。

モカが食べていたものの思い出は、モカ本人と合わさって記憶されている。レティシアンに大変お世話になったことを、私は忘れないだろう。

そしてもし、これから犬や猫を飼っている友人知人ができて、その人がペットのアレルギーとか食いつきの悪さに悩んでいたら。
「モカにはこれを上げていたんだよ、好きな会社なんだよ〜」と、きっとレティシアンのことを紹介せずにはいられないと思う。

いいなと思ったら応援しよう!

Jessie -ジェシー-
読んでくださりありがとうございました。 良い記事だったな、読んで良かったなと思ったらぜひチップで応援してください! いただいたチップはよりよい作品づくりのために使わせていただきます。