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アプリケーション作成

エルティステストと成績の次に難問だったのがアプリケーション作成です。

アメリカの団体に提出するもので、ホストファミリーが息子を選ぶ基準になる自己紹介的なものになります。これがものすごい量で、しかも難しい。

文系が得意な方は全然余裕だったと思いますが、苦手な息子は大苦戦。自分の事を言葉にするのが難しく何度も赤ペンで戻ってきて、やり直しの毎日でした。このアプリケーション作成だけで2ヶ月くらいかかりましたよ...。

もちろん同じ団体の子は1回でオッケーが出てる子も居ました。この違い...。

内容はざっくりと

・自分自身の情報(住所や名前、血液型や誕生日など)

・アレルギーはあるか

・ペットはオッケーか

・食べ物に関して(好き嫌いや宗教的な事)

・家でのお手伝いの頻度

・高校卒業後の進路

・部活

・人に好かれる点

・自分がホストになった場合、留学生に何を求めるか

・病歴

・ホストファミリーへの手紙

です。1番苦労したのがホストファミリーへの手紙です。その次は高校卒業後の進路や人に好かれる点かな。海外では早くから自分自身の進路を決めていくようで、ボケーっと大学行くかなー?的な答えはアウトでした。何をしたいのか、何が必要かを求められました。

息子は嘘が嫌なので、今はまだ分からないと書いた気がします。それではダメなので何故、決められないか理由を明確にしてオッケーを貰えました。

そしてホストファミリーへの手紙では赤ペンだらけでもう憂鬱になりました。

アプリケーション自体はもちろん英語で書くのですが、英作文ってとにかく難しい。まずは日本語で書いて、それを英文に直す作業も必要で...。その前に日本語でホストに伝えたい文を作るのも苦戦していて大変でした。

息子は中学から高校の現在まで部活やクラブチーム一筋で、家族との思い出や旅行、友達とマックに行くなんて事も一切無くて、書く事が全てバスケの事しか無かったんですね。

まずそこで団体側からダメ出しをされてしまい、もっと暖かいエピソードとか友達と遊んで〜とか盛り込んで欲しいと言われました。しかし、無いんですよ!そんなエピソード。なので電話して息子の現在に至るまでの状況を事細かく説明しました。そしたら、もう仕方ないって事でバスケの事が多くても良いとなりました。

この判断は息子にとっては良かったです。この後決まるホストファミリーがバスケやスポーツが大好きなホストだったので、自分の意思を曲げなくて良かったって思いました。しかし、逆だったらホストが決まらずに、現地コーディネーターの家に居ることになったでしょう。息子は運が良かったんですね。感謝です。

そして何とか頑張ってアプリケーションを作成し、数ヶ月かかっちゃいましたが、提出完了となりました。

あとはこのアプリケーションを見て、選んでくれるホストファミリーを待つ事になります。ただ、バスケの事が多すぎて、息子ってどんな子か?っていう部分が少なかったので、決まりにくいことは覚悟しておくよう言われた気がします。

皆さんはどんなふうにアプリケーション作成されましたか?いろんな方の意見も是非聞いてみたいです!


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