(ジェシカ)

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「真空プール」執筆サポート part5

「深いシーンの描き方」(前半)  さてさて、戯曲的な効率の良さを手に入れたら、戯曲を一度大きな視点で! 作品の流れ 「ある程度シーンが決まったら、まずは理想の時系列で並べてみよう。」 「はい。」 「なるほどね。」 「はい、、?」 「同じ構図が続いてるね。」 同じ構図、、、? 「二人、二人、二人。人は変わっても、一対一ではなしているシーンが3回以上続いている。そうすると物語の流れが単調に見えやすいよ。」 なるほど。。。 逆に大勢が出てくるシーンが続いているところもある

    • 「真空プール」執筆サポート記録 Part4

      「戯曲的な効率の良さ!」 私は、効率よくがめちゃめちゃ苦手なタイプの人間です。でも「え、これなんの時間?」な時間もめちゃめちゃ嫌いです。そんな効率のお話を戯曲的な観点で。 どこを切り取ったら一度にたくさん伝えられるか  オーディションを踏まえ、いよいよ公演を見据えて改稿していきます。舞台美術もふんわりと考え始めた頃、テーマは絞れた!人も絞れた!あとは、、、 場所!!!! はい、難しいですよね。 演劇ならではの悩みですけど、本当に難しいと思います。 ここ切り取ったか〜〜とい

      • 「真空プール」執筆記録 part3

        キャストオーディションキャラクター  さてさて、初回の執筆サポートを終え、この物語の本筋を明確にできたことで、そのために必要なキャラクターを7人に絞って改稿し、キャストオーディションに挑みました。  2024年6月21日 、オーディションにもそっと見守りで須貝さんに立ち会っていただき、昼、夜の2チームに分けて3時間ずつのワークショップオーディションを実施。とてもとても素敵なキャストさん達にお会いできました。 「劇団フィータル」はまだまだ発展途上の劇団で、東京での本公演は

        • 「真空プール」執筆サポート記録 part2

          目指すのは「◯◯◯◯◯さ」記念すべき第一稿目 第一稿が上がったのは、2024年6月8日。 第一稿目の原稿とともに、この作品で描きたいことと現時点で悩んでいることを書いた(案)という名の補助資料も添えて送りました。 第一稿目を書き上げた感想は 「うわああああ、書けてないのはわかるけど、どこをどうしたらいいのかわかんない!!!!でも絶対書けてない!!!」 であります。 それでも期日はあるので、おそるおそるお二人にお送りしました。 打ち合わせスタート さて、そんな原稿をお

          「真空プール」 執筆サポート記録

          執筆サポートきっかけ この度、10月6日に公演を行う劇団フィータル第3回公演「真空プール」は、執筆サポートに 須貝英 さんをお迎えして執筆いたしました。    私が執筆サポートの存在を知ったのは、同郷の劇作家の先輩 山本タカ さんのnote記事でした。   私は、穂の国とよはし芸術劇場PLATが開催している戯曲講座をきっかけに劇作家の道を志したので、一人で書いた作品を第三者から意見をもらってブラッシュアップしていくという作業はとても面白く、レベルアップの場になることを実感して

          「真空プール」 執筆サポート記録