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【NEST LAB】大昔いじめられっこ理科好きキッズ(田舎住み)だった私がオンライン研究スクールを手伝うことにした理由①

こちらに記載していた、友人の会社(子供向けオンラインスクール)の手伝いの話です。現状ボランティアです。
ボランティアでもいいから速攻なにかできることをしたい、と思った理由がそのまま、友人の会社の紹介になるなと思ったことと、教育機会などの考えの整理になるなと思ったので、noteに書いてみることにしました。


▶会社:NEST LAB.(ネストラボ)

https://twitter.com/NestlabE
X(旧Twitter)

https://www.instagram.com/nest_lab/
Instagram:

人生初めて、企業アカウントの中の人というやつになりました。
マーケティングはやったことありません。社長自らがたまに動かしていたようですが、手が回らんというのでアカウント貸してもらいました。

▶私と理科教育普及活動

学生時代に以下のようなことをしていたので、決して、ぱっと出の、友達がたまたま会社をやっているからそれに乗っかりたいだけの人間、というわけではないことを先にお伝えしておきます。今41歳なので、2007年までの学生までの話ですが。なお、教員免許などは保持しておりません。


東工大Science Techno(理科実験出張イベントサークル)
 未来館や、大学近所の公民館などにて子供向け実験教室を運営
 →今も元気に活動中の団体なので、イベント出張希望される方はこちらもどうぞ。あまりに人気すぎて、4月以降でないと出張できないとのこと。もはや会社。凄。
 →なお私はインカレ参加で、こちらの大学の卒業生ではありません。


 
 
日本科学未来館(お台場)
 展示解説ボランティア兼サイエンスイベントボランティア
 今でもこの科学館は大好き。2002年頃からボランティアしていたので、完成して日が浅いガラス張りの未来館は本当に美しかった。ジオコスモスの下でイベント設営をしたのは青春の日々。

サイエンスカフェの走りの頃に
何かのつてでサイエンスカフェの運営もさせて頂きました。今は至るところでサイエンスカフェをしていて、素敵な時代になったなと思っています。お預かりしているXアカウントが、私が見かけたサイエンスカフェのイベント案内をリポストするBotになることがあります。行きたさ過ぎる。


本当に色々な偶然に恵まれて、自分で言うのもなんですが、2007年まで当時は民間団体による科学実験教室普及のかなり先駆けを走っていたと思います。まあ、その学生サークルを作ったのは今回の会社を作って10年運営してきた友人なので、凄いのは友人であり、私はその友人に偶然出会うことができた、ただの幸運な人間なだけです。
大分昔の話じゃないか、というところですが、とにかく単に思い付きで関与を決めたわけではないということです。

▶子どもの頃の私

・理科すき、本好き
 図書館の自然科学の本の棚をかなり読み込む
・いじめられっこ+夏休みの自由研究で宇宙の本を読んでまとめて発表し、同級生にキモいやつ扱いされる
・田舎住み
・両親が勉強得意でないのに特異的に勉強好き
・家にNewtonとNational Geographic
・私の話にも付き合ってくれそうな父親が仕事で忙殺され平日会えない。
 なんなら土日も会えないことが多い。
・中学生のときにオウム真理教が事件を起こし、科学なんて怖いと親に言われる
・子供の頃の夢は、水族館スタッフ→宇宙関係→無→ずっとなんらかの科学にかかわっていられる仕事。宇宙を諦めたのは、自分にはそんな知能はないと早々に悟ったため。
・百科事典をめくって知らないことを知っていくのが好きだったので、色々なものごとをずっと調べていられる仕事がいいと思っていた。

▶子供の頃の孤独だった自分と似たような子どもがいれば、一人でも多く、楽しく過ごしてほしい。

今の人生が不幸かと言えば全くそんなことはないと言えます。気に入らない部分もたくさんあるけど、それでも過去の様子を鑑みればよくぞそこからここまで人生持ち直したわね、と自分でも思います。

でも、歴史に「もしも」がないように人生でも「もしも」想定しても意味がないけれど、
・もし、私が好きな宇宙の話を一緒にしてくれる人(大人)がいたら
・私の変なところを「そういうのがすきなんだね、私もすきだよ」そう言ってくれる人が近くにいてくれたら
・もし、勉強や理科や宇宙が好きな同級生がいれば
・もし、勉強好きであることがやっかみ対象ではなかったら
私はもっと幸せな子供時代を過ごせたのではないか、そうしたら20歳までの間ずっと人生をこじらせる(いや今もか)なんてことはなかったのではないか、と思わざるを得ないというのが正直なところです。

全部の状況が一緒でなくても、
・周りの誰にも、好きなものを理解してもらえない子供
・知識がある大人が近くにいれば、もっと好きなことを突き詰められるはずの子供
・学校の勉強や自由研究では物足りなくなってしまった子供
・子供の言ってること(特に科学分野において)が全然理解できなくてどうしようもなくなっている親御さん
そんな人はこの世に、過去の私と私の親だけではないはず。できれば、こんな子供たちにはもっと楽しくなってほしい。好きなことを好きだと、声を大にして言ってほしいし永久に好きな話をむさぼってほしい。ついていけないと思ってる親御さん、なんなら親御さんも一緒にやろう、一緒に科学を話そう。という気持ち。

▶対応できる大人が、ここにいる

ここにいる。NEST LAB.に関与している大人たちは、間違いなく子供のころの私にやさしく寄り添い、話を聞いてくれる人たちであるという確信がある。関与者の中にはお会いしたことがない人もいるけれど、そもそもこの会社に興味があって話をしたうえで一緒に運営してくれる大人が「子供への寄り添い精神にあふれているはずだ」という確信から漏れるはずがないという別の確信がある。

なので、もし上記のような「子供の頃の私」の特徴に心当たりのあるお子さんがいらっしゃる方は、お子さんをウチのハカセ(冗談でも言い回しでもなく、本当に博士号取得者)たちに引き合わせてみてほしいなと思っている。 えっ、そんなのどこまで行けばいい訳?

NEST LAB.はロボティクス講座だけは10年前から実施していて、コロナ禍を経てオンラインに移行したスクールで、今はオンライン研究スクールを名乗っている。だから、都市圏にいなくても、地方でも、なんなら海外住まいでも大丈夫。オンラインで、本当に博士号取得者の大人と話せます。
なお、関係者全員、研究行為を行ったことがある者ばかりで構成されている会社です。ボランティアの私も修士号(化学)持ちです。ポンコツだったけど。

▶次回以降(急いで更新予定)

子どものころの私の様子と、現代社会なら、またNEST LAB.ならその悲しかったアレコレを少しは解消できるのではないかと思っている、ことについて短めに詳細を書かせていただく予定です。


Akko

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